2019年6月22日土曜日

自尊感情がないと羞恥心や罪悪感が長引く





大人になっても凹む人はトコトン凹みます。

ところがですよ、

今まではなんとでもなると自信があった人が、

中年期以降でトコトン凹むこともあります。


どうしてそうなるのでしょうか!?



トコトン凹んで立ち直れないケース。

自尊感情がない人のほうが、

事態を悪化させ長引かせています。


まず起きたことに対して、

・恥を晒してしまった

・罪意識を感じる

これを払拭できずに悶々としやすい。


尊べないから許せない。

でもやったことは消えてない。

どうしたらいいんだとなってます。


鬱積した気分はずっと続いて、

精神的な混乱を起こします。

どれを選択してよいか、もうわからない。

願ってもいないし頼んでもいないのに、

なぜか浮かんでくるのは被害者意識と悲観妄想です。


この状態をそのままにしていくと、

・周りの環境が変わってくれることをひたすら望む

・周りの人が好意的であると表明してくれないと立ち直れない

・恋愛に逃げる


不思議ですね、どれか選んでます。

選んでますよ確かに。


ケースに当てはまった人たちに、

共通した要因がありました。


アイデンティティーの形成に問題があったのを、

見過ごして大人になっていたのです。


アイデンティティーの形成において、

恥や罪悪感の学びについて触れている年齢は、

幼児期や児童期、学童期だと言います。

言いつけを守るようにしつけされて、

やれているかどうかで判断される。

やれていなければ恥かしい。

そうした心情を学んで身につけます。

恥ずかしさから、人は律するようになるわけね。


次段階では、

律し方を自分のモノとして自発的に行動し、

守れているかどうかを問われていて、

自発的に守れていなければ罪に感じる。

人に言われてからやると気分も悪い。

それが罪。

だから自分から進んでやっていこうとする。


メンタルヘルスの現場に立っていて、

つくづく思うのです。

日本人気質になるかならないか、

分かれ道のポイントはここですね。


この部分が日本人はちょっと理解に苦しんでいるようです。

自発的より規範依存性を大人から強く望まれてますから。


他者の望む価値観や言いつけを素直に受け取って、

守っていない時点で、

恥と罪を感じてしまうようになっています。


こうした事情を知らないまま大人になっているために、

周りの望む役割りや人物像をやれてないと認知すると、

途端に羞恥心と罪悪感に襲われて、

にっちもさっちもいかなくなって凹んでます。


集団化や慣習に親しみ過ぎていて、

自発性が育ちにくく、

他者からの援助無くしては立ち直れない原因になってました。


中年期まで立派な経緯を持っていても、

アイデンティティーの崩壊に晒されると回復が遅れてます。


自発的に自分を尊い存在だと視ていいところを、

ダメだや格好悪いとダメ出ししたり、

みんながいいと言ってくれる評価をもらっていないとかって、

理由を持ち出しては、

ずっと引きづり続けて具合が悪くなってます。


以前、

日本を外から見た人が、

社会性は素晴らしいが、精神性がまだまだと指摘をしていましたが、

その言葉の通りなのかもしれません。

これは課題ですね。


『自発的』に、

他者の意見や環境から少しずつ離れて、

自分を大切にし、

自分軸で確立することに躊躇していませんか!?

恥や罪だと思っていませんか!?


どうぞ自尊感情を持って切り替えをしていきましょう。


これで学童期から、

あなたがずっと持ち続けて習慣化していた、

「やれている」「優れていなければいけないアイデンティティー」が必要なくなります。


これから学ぶことで劣等意識までをも刷新できたら、

あなたの中の本当のあなたが立ち上がり、

アイデンティティーの再体制化はスタートします(*^^)v


中年期以降の方々は、

成育史を見つめ直し、

じっくり腰を据えて取り組んでください。

これからの人生はあなた自身にかかっています。








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