2019年6月21日金曜日

大人になっても自尊感情が持てない人が自己嫌悪になる

6月前半が『自尊感情』のあるなしでは、

行動選択が変わるとお伝えをしてきました。


こうした基礎的な心理構造を学んで大人になっていれば、

大人になってからの大きな障害は、

課題や転機として受け止めやすいもの。


現在10代や20代の人も、

長い人生に起こりうることを、

今のうちに学んでおこうと思っておいてね。


人生80年サイクルの今、

40過ぎの中年期は折り返し地点です。


不思議とこの時期になると、

今までの物差しでは太刀打ちできない出来事が送られてきます。

40代から50代に差し掛かる出来事をピックアップします。


・本人や家族の病気

・体力の限界

・職業的能力の限界

・希望通りの軌道から外れる事情

・経済事情の見込み違い

・家族や伴侶との価値観のズレによる不仲

・子の独立や結婚観の違い

・役割の改変

・両親の他界


こうした思い掛けない事態に遭遇し、

個人の体力・知力・心力への再認識を問われています。


青春期はこれからの長い未来に向けて、

どう生きていこうかと考えるのに対し、

中年期からは起きた事態をきっかけに、

死までの限られた時間をどう生きたいのかと、

目的が変化しています。


そこで必要になるのが、

「アイデンティティーの再体制化」です。


自分を救える力が自分の中に育ってないと、

人は自己嫌悪に陥ります。


救える新しい思考が生まれないと、

自己嫌悪が長びき、

停滞が非常に持続する仕組みになってます。


青春期よりも中年期は、

ある程度の結果を出してきている人もいるため、

自負心があります。

そうした事情もあって、

人生を自分自身でコントロールすることが出来ると、

考えていることも多い。


そのため思い掛けない事情に対面すると、

自己喪失感が半端なく襲ってきて、

その人が想っていた以上に難解になってます。


青春期心性のところで取り上げた身体症状や、

逸脱症状が次から次へと連鎖で起こります。


子どもの頃とは違って、

容易くサポートを頼めない。

プライドが邪魔をしてますね。


羞恥心と罪悪感が襲ってきて、

開示にブロックをかけてます。


言葉で説明しようのないジレンマが起こり、

そんなへこたれた自分に出会って、

自分がが許せなくなってのパターンが多いです。


ひとり閉塞感の中、

自分で自分を救う力が乏しいことに気づき、

絶望感が襲っています。


この時期の乗り越え方は、

意を決して『自尊感情』を取り戻しましょう。

作るよ。

作らなきゃ。

それで新たなアイデンティティーの獲得に乗り出すことです。


なおそうとするより、まず事態をわかろうとすることですね。

それがキーワードです(^^ゞ









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