過去の振り返りは必要ですか!?
書籍などでは、
不愉快になるものをいちいち思い出す必要はないとありますが!?と、
質問を受けることがあります。
気持ちの処理だけですむ段階と、
解析を必要とする段階は別物です。
また、新しい人格が現れると、
今まであなただと思っていたものが落とされ、
新しいあなたの側面が発見できて、
自由さを味わえますよ。
ではこのケースで勉強しましょう。
「いやだったら虫を見なくていいよ」
・見る(視覚)機能 → 対象物(虫)
この動作に隠れているものがあります。
・観る(視覚)機能 → 印象(対象物(虫)+嫌な感情+意味づけ)
虫に主観が入り込んでます。
虫は不愉快な生き物ではありません。
虫を不愉快なものと捏造してます。
(古くは邪見と言ってます)
対象物(虫)に対して、不愉快な感情が起こる何かがあるんですね。
例えば女子によくある虫への認識。
お母さんが虫を嫌いな人だった。
誰かが虫にキャーッと怖がるのを見て、怖いものだと認識。
まさに捏造です。
虫を「○○」に入れ替えるとわかりやすいんじゃないかしら。
捏造を事実だと認識しているため、
何度も何度も同じ行動を重ねていきます。
変化が訪れない場合は、
同じ轍を踏む可能性は高いですよね。
意思の脳を通さず体が瞬時に動いて、
条件反射になってる人もいます。
過去の振り返りは、
この捏造をやめて判断力を上げることが目的です。
だから自律性になります。
過去を振り返って問題を見つめ直すのは、
根本から楽になるため。
「生きる」ことはもっと楽しく喜べます。
不愉快な感情がわかなくて済む場所、
人を探して奔走するのではなく、
たとえ同じ条件下に不意に置かれても、
動じないアイデンティティーの育成を目指します。
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