罪意識で一度消極的になったあと(抑うつポジション)、
自分の身を向上させようとするのと、
自分の身を守ろうとするのとでは、
微妙に違ってます。
前者は自主的な取り組みと勤勉性。
後者は帰属先を求めた命令・監視型に変化します。
後者は恥もかきたくないし、
問題も二度と起こさないように、
厳しく自他を監視しなくっちゃ。となります。
今日はご自身を強く監視するタイプの人が、
陥ってしまう間欠性爆発性障害(IED)に触れます。
これは間欠泉のように、突然怒りが爆発してしまう障害です。
不信、恥、疑惑から生まれる負の感情を、
コントロールすると言うよりは、
長期間に渡って抑圧するからこのようになってしまいます。
過去、心に大きな傷を抱えてしまうような経験が伴っていると、
抑圧が半端ありません。
中には自分の感情がわからないという人も。
小児性喘息、夜尿症、自家中毒、帯状疱疹、過敏性大腸症候群など、
幼少期にからすでに心身症を併発している場合もあります。
罪悪感は内に籠ると病気をホントに作ります。
怒りの暴発は、極端から極端へと移行したのね。
きっかけは理不尽な扱いを受けたとご本人が思ったときに、
ドンっと出てしまってます。
それまでの行動が、
相手の好意をコントロールする意味もあったため、
操りきれなかった悔しさも上乗せされてますから、
怒りの大きさは必然です。
それから抑えが効かなくなり、
衝動的、または暴力的な行動を繰り返していくようになります。
特に爆発的に出してしまったときに、
相手が思いがけず予想以上に屈した場合、
その快感が脳裏に焼き付いてやめられなくなるのですね。
ここから優劣意識がプラスされて、
パーソナリティが強迫性から自己愛性へと移行する人もいます。
どんどんパーソナリティは複雑化します。
人間の習性って知っておかないといけません。
ご自身をトコトン責めてしまう前に、
メンタルヘルスを受けることが必要だと思っています。
第三者を通して気持ちを吐露したり、
汲んでもらったりして、
複雑な心情を持つ前の心に戻るような機会を持ってみてください。
あなた本来に回帰するチャンスを、
あなた自身が作ってください。
どんなあなたが現れてくるのでしょうか。
きっと素敵ですよ(^^ゞ
実行した人は、
過去のあなたを受け入れるだけの、
大きな器のあなたであることは、
間違いないですね(確定)。
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