2024年2月7日水曜日

共依存病理10個の症状のまとめ

 


昨年いいイメージにとらわれやすい人たちの中にある強迫性から始まり、

長々と共依存病理を取り上げてきました。


最中、

・アダルトチルドレンファザー

・アダルトチルドレンマザー

という言葉もご紹介しました。


子供から大人へと年齢が上がるも、

独特な考え方を持ち越したまま伴侶・家庭を持ち、

その営みでまたアダルトチルドレンの問題を自ら作っていくという流れを、

お伝えしてきました。


正直もしますと、

カウンセリングに相談しに行こうという人は、

自分の問題に少なからず以前から気づいていて、

直面しようと行動に移している人たちです。


一方通常社会では、

自分はそんな心の問題はないと考えるほうが一般的なはずです。

皆様が思う以上に共依存の病理は、

一般社会の至るところに存在しますが気がつきません。


はるか前、特養に従事していたころに、

独特な家族関係の在り方に気がつき、

社会のどこでその情報を収集するかを考えたとき、

目を付けたのがヨガの外部活動です。


ひとつは、

自分たちが出会った時代のヨガとの違いを明確にすること、

いったいどんな人が流行りのヨガに集まるのか。

それは自分自身のサロンを作っていくうえで必要な情報源でした。


私は、

8年間のヨガ外部活動を通して、

そこに参加する人たちのなかで、

この共依存病理の問題ケースを集めていました。


医療や精神医学から離れたところでないと、

『一般的』とされている情報が集まりにくいからです。


おりしもヨガがビジネスにたくさん活用されブームになり、

非常に流行ってくれたこともあって、

流行りものを追いかける人格分析も同時に叶います。


人間に得手不得手がある以上、

嗜好品、流行りもの、職種や業種などには必ず人格傾向が関わっています。


流行りものは自己顕示欲やステータスを満たすため、

その人の心理作用に大きく影響を及ぼします。


さらに、

身体症状や嗜癖の温床として使われることが多いのもヨガだからです。


共依存病理は、

ある意味、汎用性の高いもののように思います。

一般社会思想のなかに自然に組み込まれ活用されていたために、

多くの人は疑わなかったのではとも感じます。


汎用性の高い価値観に浸かっていると、

それを欲して追従するのが当たり前になり、

たやすく崇拝関係になり、

いったい何が本当に必要なのかがわからない状態を作ります。


なかには、

縋るような思いで参加する人たちも少なくありません。


共依存の傾向を持っている人たちの行動は、

とても顕著です。


マットをどこに敷くのか。

パーソナルスペースの取り方ひとつとっても性格がよく現れます。


人間は資料で学ぶより、

生身の人間から学ぶのが一番だと私は考えています。


苦痛は外からきているのではありません。

自分のなかにすでにあるものがいつだって構成しています。


過去からの収集とすべて合わせて、

サロンは、

共依存や家族関係、対人依存に関する内容をメインに営むことになりました。


見過ごされてきた問題に気づくことは、

人生を向上させる重大な分岐点になります。

情報を活かしてほしいと思います。



・共依存病理の一次的症状

①適切な自己評価ができない、自己愛の損傷

→自分で自分を愛せない、支えられない、他者の関心が常に必要になる

②自他の間に境界設定ができず、すぐに他者に介入したり、介入をさせる

→他者とすぐ同一化したり、自分と相手を同一視する

③自分に関する現実を適切に認識できない

→感情に困惑するだけになりやすい、気持ちの整理がつかない

④自分の欲求を適切に伝えられない

→気持ちと要求や願望を分けて考えられない、言わずに察してもらいたいと考える

⑤年齢や状況に沿って振舞えない

→子どもっぽさがある一方で、大人の仮面も持ちやすい、知性と理性の発達に偏りがある


・共依存病理の二次的症状

①自分が心地よくなるために、相手はもっと努力すべきであると考える

→ネガティブな支配欲

②不愉快になりやすく、またその不愉快を取り払うために行動計画を考える

→憤怒から恨みの感情を持ちやすい、筋書きを作り(妄想計画)実行に及びやすい

③上下関係で見やすい

→すぐ相手を崇拝したり、特別扱いされるような人間でありたいと考える

④不安を薄れさせるための嗜癖行動をいくつも持っている

→食べ物依存や買い物依存など、強迫症状、体の不調(身体症状)を合わせ持っている

⑤他者と健全な関係や親密な関係が作れない

→癒着や迎合で近づいてしまったり、親密になると自分を知られる恐怖に陥る

以上です。

該当するところが一つでもあったら、

10個あると思ってください。

今年は、それらを終わらせて、何かが新しく生まれていく始まりです。


家族関係の問題は、

一人一人が線引きした状態で、

個々がそれぞれ心理発達することで改善されるものがたくさんあります。




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