2016年3月18日金曜日

癒着性に逃げ込まない



自分の心を自分の頭でしっかり把握し、上手に表現している人は

恐がることって少ないんですよね。

言葉で表現すれば理解してもらえると子どもの頃からわかっているので

安心しています。


一方、自分の心を表現したら頭ごなしに怒られた背景が多々あると

人は自分の心を頭で読み上げ表現することを止めます(-"-)

自分の心を他人に知られたら危険

自分の心を自分が気付いても危険

どちらも苦しい。

自分の心の中には安全な場所は何処にもない。


すると人間は他人の中に自分の安心スペースを確保しようと動き出すんです。

どういうことかと言うと

他人に自分の心が安心できるようにふるまってください!

私用のスペースを取っておいてください!

って要望を無自覚で常に持つようになるのです。



最初は友好的な振る舞いでスタートします。

→他人に自分の要望を汲んでもらうことで、どんどん安心していく(感覚が湧く)

→(無自覚に)自分の安心スペースと勝手に思い込んでいるので、どんどん図々しくなる

→願いが叶わなかったら暴発する、相手が問題だとの意味づけしかほとんどしません

→安心スペースの確保をより一層強化していく

これが癒着性という行動です。同一化ですね。

これは傷つけ合う可能性がとても高い人間関係です。

最初は蜜の味ですが、執着心が増長し我欲の塊に無自覚に陥りやすいのです。

束縛は愛情ではありません(-"-)



思い当たる行為なら、

メンタルブロックを見つけて癒し、

心と頭がちゃんと繋がって表現してもよいと思えるまで訓練して

自分が自分の最高の味方である実感と

安心スペースを自分の中につくっていく。

心と頭の適応が行われると

癒着性は自然と改善の方向に向かうことが良くありますよ(^^ゞ

自立性が促されて、素敵な人に変容しちゃったりするのを私は良く見かけます。



(つぶやき)
上記の癒着性パターンは、人を束縛するだけなんです。

益々、安心スペースが遠のき、不安・猜疑心・分離感をわざわざ繰り返していく苦しみの連鎖。

気がつきましたか?

過干渉や同一視型のご両親とまったく同じ心理なんですよ。








写真 mbostock


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