メンタルヘルスの現場で必須なのは共感力です。
共感的理解。
これはもっとも力を発揮します。
そもそも共感と同感の違いって何!?
結構勘違いしている人が多いのです。
まず、人間の感じ方は良し悪しで判断するものではありません。
これは特有のもの。
生まれたばかりの赤ちゃんが勢ぞろいする新生児室なんかわかりやすいわ。
同じ環境に居るのに、もうリアクション様々ですよ(笑)
感じ方から人は「考え」をつくるのです。
創造・想像 です。
この中に問題思考が含まれちゃうのです。
つまり 感じ方は問題ないですが 考え方は問題です ということ。
考え方へのアプローチはいくらでも改善や工夫の余地はあるのですよ。
これ本来は家庭の中で身につけてくることなのですがね。
実は、親がすでに共感的に「しつけ」をしているのではなくて
同感的な押し付けを「しつけ」と勘違いして教えています。
だから、社会の至る所で同じでないと怒り出す人が増えるってわけなのよ。
例えば
①人生に悲観してドラッグに手を出してしまった
→ 同感だと自分も同じことをする 共感なら悲観はするけどドラッグに手は出さない。
②甘いものが大好きで止められない
→ 同感だと大好きだから自分も同じことをする 共感なら大好きだけど体に毒だからセーブする。
③会社や働くのが面白くないから行かない
→ 同感だと自分も同じことをする 共感なら面白くはないけど自己成長の為に意識を変える。
④自分はこれが大嫌い
→ 同感だと自分も同じ、これを好きな奴なんて変だ。共感は君は嫌いでもいいよ、けれど好きな人も世の中には存在するよね。
なんとなく違いがわかるかしら。
一旦はご本人の意向を丸ごと受容しています。感じ方はまずOK。
ですがご本人が苦悩していたり、他人に被害を与えていたりする場合は
考え方に工夫を凝らしていきましょうとのアドバイスが自然と出来るのです。
無条件の愛と共感的理解は
自分との交流や 人との交流に欠かせないモノなのです(*^^)v
違いを超えてお互いを支え合い、学び合うのに必須アイテムってことなのですね。
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