2017年5月4日木曜日

現実否認のリスク②過度な理想化



依存症になる人の潜在意識には、

自己卑下や無価値感があることがとても多いのね。

自分にとても自信がない。

自分をとても低く見積もっていると、

自然と相手がとても高く映るのは必然です。


生育履歴には、複雑な環境のみならず機能不全家族があります。

生育過程において、等身大の自分をご両親に容認された経験が少ないのね。

そのため有害な人であっても、

自分に関心を寄せてくれた人として崇拝しやすくなってしまうの。

事実の曲解が起きています。

蓼食う虫も好き好きや、あばたもえくぼにも程がある。

人間関係を円滑にする場合もありますが、

人間関係をとことん闇に突き落とすことにもなるのです。

過度な理想化は問題。

・愛情表現が下手(不器用)な人なのよ

・強がりなだけ

・寂しがり屋なの

・私の為に厳しく言ってくれているのよ

などなど連呼です。

どう見ても有害な人へ、自己欺瞞が原因で舞い戻っていく。

そして泣きをみる。DV/モラハラなどの犠牲になっていくのね。

女(男)にだらしない、浮気、不倫の関係者に、もっとも見られる傾向です。


「幼児性」を見抜くためには、自分が「幼児性」から抜け出すほかない。

曲解をやめて、自己価値をしっかり高めることです。

幸せを知る権利は与えられています。

それに向かって行くのかはご本人次第です。

そして抜け出した人たちは、エロスからアガぺへと向かい、

平穏で幸せな生活を取り戻しています。






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