日本では詳しく公にされ、対処されているケースは少ないです。
ですが、カウンセリングでは男女関係ともなれば、頻繁に取り上げられる普通な内容です。
三大欲求の一つですので、対処の仕方を間違えると、アル中と変わりありません。
進行性がかなりあります。
犯罪に発展することもありますので、重要な情報です。
そもそも性をどのように扱うかは個人的なモノとされていますが、
依存症の方には共通する心的世界が隠れています。
まず代表は、愛情飢餓です。
それと、緊張感からの解放。
これがかなり多い。
ストレス因子とパーソナリティが合わさって、特徴的な行動へと向かっていきます。
他人の顔色を窺うことや、他人の目を気にすることは、
尋常ではないほど緊張状態にさらされています。
自分の愛着形成が不安定型の場合は、
自分自身の身をいつも戦場に置いているような感覚と言えます。ひとりぽっち。
内面が毎日四六時中緊張状態です。
ストレスの貯水量が簡単に決壊を越えていくのは必然。
何かに依存して、早急に緊張からの解放が頻繁に必要になる。
それが「セックス」だということです。
買い物やギャンブルと同じようにセックスが必要なのね。
依存性の仕組みをさらっと説明。
買い物だろうがギャンブルだろうがセックスだろうが共通してます。
(最初)解放感の経験が思いのほか報酬を得た気分になる。(高揚)
↓
行為の印象と感覚と感情が記憶される。
↓
行為をすれば緊張感から解放されるんだと認知。(無知)
↓
救世主を得た気分になり、繰り返したいと反復作用がおきる。(我欲)
↓
反復作用から益々それがない時に苦しくなる精神不安定が起き始める。(憎悪)
↓
行為に精神的な依存状態になると、もっともっとと耐性ができる。(執着)
↓
回数や欲求がエスカレートし、身体はそれが無くてはならない身体依存が起きる。(憎悪)
↓
それらが与えられていないと、禁断症状のような離脱症状が顕現する。(絶望)
↓
行為をなんとしてでも手に入れる心理状態にいつもある。(性への執着)
↓
セックスを求める。緊張感から解放されて報酬を得る。(高揚)
※太字は煩悩ループです。
強迫性があるのね。
真面目な人、几帳面な人、義務感が多い人、管理が厳しい環境に居る人、
達成感を必要としている人、強欲気質、執着気質、自己顕示欲が強い人などが陥りやすい。
セックスというと淫乱性を感じ、真面目ではない人がイメージ化されますが、
とんでもございませんことよ。
緊張感、不安感、不満感、劣等感、虚無感、恐怖感、イライラ、抑うつ感を、
一気に解消する手っ取り早いものとしてセックスは持って来いなのね。
愛情はなくともやれるものでもある。
行為として依存し、抜け出せなくなっていくものでもあると、
理解しないといけないです。
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