2017年5月1日月曜日

憎悪の中身

相手の関心が自分から逸れたときに不快感覚が起きます。

顕在意識は不平不満ぐらいは認識しています。

でも潜在意識にあるものを理解しないと、改善はしません。回復もありません。

昨日別れられない理由に嫉妬をあげました。

その嫉妬を含めた「憎悪」を分析していきますね。


「どうして私(僕)を理解してくれないの、こんなに尽くしているのに・・・・」

ここにあるのは憎悪です。

掘り下げていきます。

まず一つは、

自分を置き去りにして、別の人に関心を寄せてしまう可能性が予測できます。

好きな人が立ち去ってしまうことは、辛いことです。

ですがレベルが違う。

幼少期からの愛情飢餓体験や否認・拒否・見捨てられ体験があると、

多大な恐怖心となって襲ってきます。

また負けてしまうわけにはいかない!今度こそ手に入れる!

再現ゲームにチャレンジしているのですから、

今度こそ望みをかなえて勝利することが目的です。

ここでの見捨てられ体験は、是非とも回避したい。

焦燥」が湧きます。


もう一つは、

相手が別の恋人を持ってしまうことは、自分が優位ではなくて劣位になっています。

自己価値が下がったこととなります。

新恋人 > 自分

「本来なら、自分が彼(彼女)の隣に立ち、必要とされるはずだったのに・・・」

この願望が満たされないのは新恋人の出現です。

妬み」を感じて「憎しみ」が湧きます。


さらにもう一つは、

新しい恋人がすぐに出来るような素晴らしい人だから、やっぱり彼(彼女)は素晴らしい人だ。

諦めることが出来なくなる。

執着をする自分に「嫌悪」が湧きます。


色々なことが同時多発的に心を占領して、身動きが取れなくなるような状態になります。

これが憎悪の中身です。


別れたくても別れられずに、舞い戻る理由。

(すぐに別の依存対象物を見つけて恋愛関係に持っていき、すり替える場合もあります)

憎悪から感情失禁が現れる。

禁断症状があらわれると、もう自分の身体と意志でありながら、

どうすることも出来ずにただ混乱するだけ。

彼(彼女)の側だけが、安全な場所だと思えて恋しくなるというわけ。


ですが、そう思っていただけなのよ。

これは潜在意識にある幼児期の残骸欲求が、糸を引いて振り回しているだけ。

煩悩ループなだけ。

依存症にはきちんとした理解が必要なのです。






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