顕在意識は不平不満ぐらいは認識しています。
でも潜在意識にあるものを理解しないと、改善はしません。回復もありません。
昨日別れられない理由に嫉妬をあげました。
その嫉妬を含めた「憎悪」を分析していきますね。
「どうして私(僕)を理解してくれないの、こんなに尽くしているのに・・・・」
ここにあるのは憎悪です。
掘り下げていきます。
まず一つは、
自分を置き去りにして、別の人に関心を寄せてしまう可能性が予測できます。
好きな人が立ち去ってしまうことは、辛いことです。
ですがレベルが違う。
幼少期からの愛情飢餓体験や否認・拒否・見捨てられ体験があると、
多大な恐怖心となって襲ってきます。
また負けてしまうわけにはいかない!今度こそ手に入れる!
再現ゲームにチャレンジしているのですから、
今度こそ望みをかなえて勝利することが目的です。
ここでの見捨てられ体験は、是非とも回避したい。
「焦燥」が湧きます。
もう一つは、
相手が別の恋人を持ってしまうことは、自分が優位ではなくて劣位になっています。
自己価値が下がったこととなります。
新恋人 > 自分
「本来なら、自分が彼(彼女)の隣に立ち、必要とされるはずだったのに・・・」
この願望が満たされないのは新恋人の出現です。
「妬み」を感じて「憎しみ」が湧きます。
さらにもう一つは、
新しい恋人がすぐに出来るような素晴らしい人だから、やっぱり彼(彼女)は素晴らしい人だ。
諦めることが出来なくなる。
執着をする自分に「嫌悪」が湧きます。
色々なことが同時多発的に心を占領して、身動きが取れなくなるような状態になります。
これが憎悪の中身です。
別れたくても別れられずに、舞い戻る理由。
(すぐに別の依存対象物を見つけて恋愛関係に持っていき、すり替える場合もあります)
憎悪から感情失禁が現れる。
禁断症状があらわれると、もう自分の身体と意志でありながら、
どうすることも出来ずにただ混乱するだけ。
彼(彼女)の側だけが、安全な場所だと思えて恋しくなるというわけ。
ですが、そう思っていただけなのよ。
これは潜在意識にある幼児期の残骸欲求が、糸を引いて振り回しているだけ。
煩悩ループなだけ。
依存症にはきちんとした理解が必要なのです。
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