一番注意を払っているのは、ご本人の会話です。
会話にはその人の思考パターンが反映されています。
ご本人だけが気づくことなく、良くないパターンにハマっています。
そして掘り下げていくと、たいてい家族全員がその会話パターンなのよね。
身につけた習慣ってすごい力だなって思います"(-""-)"
今日は愛着の崩壊についてです。
人は乳幼児期に母子分離化をしていきます。
赤子はママの母乳を通して安心安全と万能感を覚えていて、
徐々に分離し、それぞれは個体化したものだと感覚に身につけていきます。
とっても大事な時期。
その時期に、急激な分離化をしていたり、
親の都合で強制的な分離をしてしまったりする背景があると、
子どもはこの世は危険極まりなく、
自分を守ってくれるものなどここにはないッ!という感覚を身につけてしまいます。
泣いても泣いても誰も振り向いてくれない。
もう泣くことも疲れて放心状態。
感情の崩壊とともに絶望感を、生存本能に植え付けてしまうのです。
この愛着崩壊を経験し、運よく愛着形成が後に改善されていればいいのですが、
改善されずに生育されると特徴的な思考ループを持っています。
①愛着の崩壊経験で超繊細すぎる、過敏反応をしている。自意識過剰。
傷つきやすく、他人の顔色を四六時中窺う。自分が見られていると思い込んでいる。
↓
②愛着形成が不安定の為に、執着気質になる。「こうしたい、ああしたい」幼児性願望。
↓
③憶測や推測が先に働き、予測通りに事を運びたがる。
相手に自分の憶測推測を強要する傾向がある。「本当はこうでしょ、ああでしょ」絶対視。
↓
④繊細すぎる自分を守るためにプライドが異様に高い。自我防衛機制が過剰に働いている。
↓
⑤思い通りになれば自分の憶測の勝ち。ご機嫌。優位。束の間の安堵。
OR
⑤思い通りにならない、憶測が外れているとプライドを傷つけられたと思いイライラする。
劣位。また、相手の気丈な強さや余裕に嫉妬する。
↓
⑥記憶の改ざんをし、憶測をした自分を一瞬にして隠し被害者立場に持っていく。
相手を加害者にして、責任転嫁をし、ことをやり込めようとする。プライドを守る。
こんな感じです。
自分を庇護するように会話を必ずしています。
これね、自立者は「何言ってンのぉ」的にかわしていきます。
が、同じく愛着不安定型スタイルの人は、見事に振り回されていきます。
似た者同士は、責任の所在をどちらに置くかで泥沼化させていくのね。
明日はこの会話について掘り下げます。
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