2017年5月19日金曜日

君主は俺様だ的独裁者タイプ




人が自分を「君主的な意味づけ」を必要とするとき、どんな心情があるのでしょうか。

掘り下げます。

ずばり「人を信用できない」。

そのため独裁・独善・排他的が必要になっちゃったの。

妄想性パーソナリティのところで書きましたが、

見捨てられること以上に、裏切られることへの過剰な恐怖があるからです。

繊細な心の持ち主。

繊細だから裏切られることが怖く、人をどこか寄せ付けないような振る舞いになる。


もっと掘り下げると、

潜在意識の中では、

愛情飢餓と否認・拒否・見捨てられ体験がずっと癒えずに抱えて大人になっています。

子ども時代の問題が未解決なのね。

これは役者がそろうと再現ゲームにチャレンジする要因です。


怖いけど、でも繋がっていたい。

傷つくことなく繋がれるなら繋がりたい。

愛をください・・・・・・

この幼児性心理の残骸が糸を引いてます。


そして、彼ら独裁者タイプの場合は、自己愛性が非常に高い。

自分を満足させる行為に人が協力するのは当たり前って思いが強くあります。

強欲・執着気質に未熟な自己愛性が加担すると暴君と化す。

・自分が一番

・自分が正しい

・自分の要求に従うこと

が前提になっています。

共依存症者の必要とされたい思いが、彼らの欲求をエスカレートさせていくのは当然なのね。

火に油を注ぐようなものなの。

尽くしても尽くしても彼ら独裁者タイプ回避依存症は飽き足らない。

隷従を確認するかのように、誇大化した自己像から卑劣な振る舞いを繰り返します。

心理的虐待、肉体的虐待を繰り返しても、非は自分にあるとは認めません。

彼らの最も問題である未熟な自己愛を満たすためには、

共依存症者は持って来いぐらいなものです。

泥沼化するのは当たり前。


気を惹いて確かめて、でもおいしいご馳走にはそう簡単にありつけないよ。

だって君は僕のモノだから。必要としているんでしょ。

だったらもっとしっかり世話をしてくれなきゃ、困るでしょ。

僕の言いなりになるなら、傍にいるのを一応許可するよ。

だけど、君の幸せはあくまで僕が握っているからそこんとこヨロシク。

僕気分屋だからさッ。

傷つけたら許さないよ・・・・・・的"(-""-)"

※男性カウンセラーさんにこんな感じよねって言ったら「うまいね~読んでる苦笑」でしたよ。


あとで再現ゲームのことに詳しく書いていきますが、

成育歴で受けた苦痛はやり返す。取り返したい思いがあふれんばかりなのね。

決着をつけたい思いがどこから来ているのかさえ理解できれば、

改善の余地はもちろんありますが、

未熟な自己愛が強い場合は、自分の非を最も受け入れがたいものとして、

排除してしまうことの方が多いのね。


簡単に言って、優位性をキープしていないと安心できない心ってことです。

でも身の回りの世話を焼いてほしい、

傷つけることは無く繋がって欲しいってことなのね。

さてどうしてそんな心情になってしまったのか成育歴を分析していきましょう。


明日は独裁者タイプに潜む愛着形成の型である両価/抵抗型について知っていきましょう。





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