ACのヒーロー型がさらに進行すると、
自己愛性人格障害に向かっていきます。
（自己愛性パーソナリティのところでもお話ししましたが）
・未熟な自己愛
・幼児性万能感
・幼児的願望
・誇大化した自己
・特権階級意識
これらが合わさると、ナルシストとなっています。
理想像への異常な傾倒が起きます。
このタイプ、女性を「トロフィーワイフ」的にしか見ません。
自分に似合う相応しい女性であることを望みます。
理想の形に女性をあの手この手で仕立て上げて満足します。
添え物。人形です。
性格の著しい偏りにより、自己愛の世界から出てこれなくなっています。
幼少期にちやほやされて、過剰に幼児的自己愛を満たしてきたか、
全くその逆の叩き落されて、異常警戒からの自画像を創り上げている可能性大。
過干渉や権力的家長系などが背景にあることが多い。
だから、自分の世界が欲しい。
君（女性）は僕の思った通りに動いてねってなってます。
共依存症の心的世界、
A、誰かの世話を焼きたい気分
B、誰かの側に居たい気分
が見事に利用されてガチッとハマっちゃうのね。
尽くし屋さんの中にある強迫観念「やらねばならない」「期待に応えなければならない」が
エスカレートして苦しい恋愛から抜け出せない状態に発展していきます。
また、彼らはナルシストなので、
見た目が格好いい、趣味が多くて、趣味の内容もいい、
友達に自慢できるなどの風貌があるために、女性は舞い戻りやすい。
共依存症の潜在意識にある、
自己評価の低さが彼らを持つことで、解消されるような感覚に見舞われるからですね。
女性が結婚して後悔するのもこのタイプ。
よくありがちですが、
社会的には「結婚して家族があることが一人前」だから僕も持ちたい。
だが、縛られるのは嫌い、遊んでいたい、自由でいたい。ってやつですね。
家庭を持つことは出来るけど、営む力はお金と体裁だけになる。
財布はすべて自分で握って、多少の生活費で「これで工面して」ってなっています。
働くのは許さない。働き方から職業まで限定している人もいる。
亭主の出来ないことは、全部妻が責任を負うことが役目です。
家事、育児、介護もぜーんぶ女性で、自分は盤石株亭主をアピッてます。
紙面上の結婚で「夫も妻もダブル不倫です」は、けして少なくはない。
無理もない。。。。
自立型の女性が聞いたら「さっさと別れるでしょう」でお終いです(-_-メ)
彼ら流の勝手な自己愛世界にどっぷりつかって、非難を被っても抜け出せない人は、
哀しくも恋愛依存症、ロマンス依存症、セックス依存症を併発してます。
幼い未熟な自己愛は、同じように幼い未熟な自己愛の人を好むのよ。
見破れない人を選ぶ。
現実否認をせず事実を見ることが大切です。
精神年齢が同等の人のほうが、バランスが取れてしまう真実を知ってください。
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