2017年5月5日金曜日

現実否認のリスク③自己欺瞞

自らを不幸の中に落とし込んでいく行動。今日は3つ目。
 
苦痛や失望を繰り返していくと、
 
人は思いもよらない自我防衛機制を働かせて、現実に適応していきます。
 
「合理化」です。
 
 
もっともらしい言い訳をして納得しようとする。
 
結構知らず知らずのうちに使っているんですよねこれ・・・・
 
・悪い人ではないのよね、でもちょっと手が出る時があるの
 
・優しい人なのよ、だけどたまに怒り出すと止まらないのよ
 
・仕事はとてもできる人よ、きっと疲れているのよ
 
・きっと私(僕)が悪いんですよね
 
・一緒(結婚)になっちゃったから
 
とまぁこちらも出てくる出てくる。
 
「でも・・・・」「きっと・・・・」
 
「否定しておいて肯定」の異常な会話の繰り返し。
 
正直ではない。また不快行動からの逃避も会話から視られます。
 
 
 
ちょこっと逸れますよ。
 
人間って、毎日何かしら自分のプライドをかけて、生きているようなものなのね。
 
優劣をかけて会話を成り立たせている場合があるの。
 
Aさん→物知りさんで意見を提案してきた
 
Bさん→全くそのことに気づけていなかった
 
Bさんすかさず劣位になった(不快感覚)とします。
 
すると大抵、
 
①「Aさん人が悪いですね~」
 
②「Aさんさすがですね~」
 
このふたつ何が違うと思います?
 
①は劣位になったBさんよりも、もっとAさんをこき下ろしして、自分を優位に立たせています。
 
②はAさんをヨイショして、元々の自分は劣位になどなっていないとしたのよ。
 
合理化って結構日常的にやっている人を見かけます。
 
まず、他人の顔色を気にして自意識過剰かプライドが高い人です。
 
合理化を上手く利用して、現実に適応しながら生きているのよね。
 
 
ただ、こればかりだと現実がほとんど曲解されて、生きづらくなります。
 
良かれと思ってやっていることが、
 
苦痛や失望を増長させてしまうこともあると認識し直してみるといいですね。
 
欺かず現実を受け入れたほうが、
 
苦しくて抜け出せない恋愛から抜け出せる可能性がかなり高くなります。
 
 
 
 
 
 
湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki~Ayurvedaセラピストスクール生随時募集中~
通販サイト☆アーユルヴェーダnewsでアーユルヴェティックカウンセリングもチェック!