2017年8月14日月曜日

何かをしていないと落ち着かない心の仕組み

両価性とは、葛藤の原因です。

大人になっても、余暇をゆっくり過ごすことが苦手な人を良く見かけます。

キャラではありませんよ。


これは、心の仕組みが不安定であることが原因です。

気分変調。

ほおっておくと進行して「躁と鬱の循環」になっていきます。

うつを回避するために、いつも躁状態であろうとする心。

何かしていないと落ち着かない、行動をするようになるのですね。

用事を作る。

予定をびっちり入れる。

何かしていないと、余計なことを考える。

のんびりしている自分が不愉快。


これは、葛藤からくるわかりやすい行動。

不安を打ち消すための、刺激行動を欲しているだけ。

快楽感覚を求めて、解消しようとしている行動。

葛藤を隠ぺいするための行為。(と、私は思っています。)

しっかり休養をしていることにはなっていません!

これは落とし穴なのね。


子どもの頃から、ジッとしていない。

自宅でのんびりしていると怒られる。

塾や習い事がびっちりで忙しい。

親に文句を言われないために、何か用事を作って接点を取らないようにしていた。

その当時の癖が、そのまま大人になっても影響してジッとしていられない。

何かをしていないと落ち着かない人になっています。

両価型の可能性あります。


そこへ、世の風習で「忙しいことこそ、出来る人」「ステイタス」と来たもんです。

睡眠障害、自律神経失調症、心身症になるのは、必然。

突然の反抗・攻撃・衝動的な行動が、公共の場や職場でも勃発する。

これは、エネルギーの枯渇です。

依存物でも解消できないほどの、枯渇状態ですよ。


何の用もない、平穏な時間をゆっくりすることが出来ない人は、

もっと自分自身を理解するように努めてくださいね(*'ω'*)

本を読んだり、ゆったりと家カフェ。

音楽を聴きながら、ゴロゴロ。

ボーと、景色を眺める。黄昏る。

揺れる心を自覚して、巻き込まれずに放っておく。

心配するな、何もしなくたっていいんだよって声掛け。

休むから、エネルギーが戻るんだよって肯定してね。

安定型になるには、時間がかかりますが、

自覚できたことだけでもいいと、肯定してね。

これも自己愛です(*^^)v





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