深刻な回避型になってくると、
表情と感情がつながりません。
とても苦しい状態になります。
ご本人も説明しようがないほどに深刻化することがあるのです。
「何が問題なのかもわからない」ということがあります。
蓋をし続けた結果です。
良くその際に起きていることが、
認知の曲解です。
相手の表情や行動を、
間違って認知していることが、すごく多い。
問題のすり替え。
責任転嫁。投影性同一視。
間違いと間違いが交わってこじれてます。
カウンセリングでも、これは大掛かりになります。
時間もかかります。
感情失禁や離脱症状、乖離が現れます。
時間は戻せない。
巻き戻すことは出来ない。
現われ出でる真実。
それを受容すること。
苦痛を避けては通れない。
深刻化した回避型は、誰かと一緒にトリートメントをすることの方が、
後々のことを考えるといいと思います。
共感される場を持つ経験が必要だからです。
落ち着いてくると、
以下のようなブロック材料が徐々に現れてきます。
・他人といざこざを避けるために、いつも葛藤していた。
・相手の表情を怒っていると、勘違いしていた。
・問題に気づかないでいる方が、イイと思っていた。
・自分は、嫌われているんだと思っていた。
・嫌われているところを、すぐ切り離した方がイイと思っていた。
・人の喜ぶことをすれば、解決していると思っていた。
・自分が全部問題なんだと処理すればラクだった。
・とてもじゃないけど、全部反省するなんてやりたくなかった。
・いつからか迷い始めて、向き合うことから逃げていた。
・責任を問われているようで、逆ギレ、激怒、仕返しをしてしまった。
・そっちが問題なんじゃないと、責任転嫁して気分を変えていた。
・自分と向き合うと、気分がイライラして、もういいやと投げ出した。
・解ったようにしてしまえば、ラクだった。
ほんの一例です。
そして、素直に自分を避けずに受容すると、
真っ直ぐに本心を打ち明けたほうが良かったのかな・・・・。
(相手を)解りたいのにわからなかった・・・・。
足掻いてたのは、自分のほうだったんだ・・・・。
相手を傷つけていただけだったんだ・・・・。
なんにもわかっていなかったんだ・・・・。
と、自分への共感力が徐々に戻ってくるのです。
そのさきに、本心をやっと汲み上げるんですね(*'ω'*)
苛立ちを越えて、やっとたどり着く本心なんです。
無邪気さを取り戻すのは、容易くはない。
でも、トリートメントをすることで、
自分自身の心に触れることが出来るようになる。
自分自身を大切に思う自己愛と自尊心を取り戻せます。
人は自分を守るために沢山の試みをします。
ですが、その回避策として使ったことが、
自分本来の輝きを失うことに加担して、
成長をブロックしているんですね。
知っておいてほしいと思います。
人は苦しい状況を一巡して、
純真無垢な心に回帰するのかなと、
個人的に思っています。
戻れるものなら戻ったほうが、心の豊かさに繋がります。
大人になればなるほど、無邪気とは程遠くなるという言葉を耳にしたことがあります。
だから思うのです。
大人だから、無邪気さを取り戻すことに価値がある。
そして、無邪気さと幼稚さの違いも判るのかもしれません。
湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki~Ayurvedaセラピストスクール生随時募集中~
通販サイト☆アーユルヴェーダnewsでアーユルヴェティックカウンセリングもチェック!