2017年8月6日日曜日

表情と感情がつながらない深刻化した回避型




深刻な回避型になってくると、

表情と感情がつながりません。

とても苦しい状態になります。

ご本人も説明しようがないほどに深刻化することがあるのです。


「何が問題なのかもわからない」ということがあります。

蓋をし続けた結果です。

良くその際に起きていることが、

認知の曲解です。

相手の表情や行動を、

間違って認知していることが、すごく多い。

問題のすり替え。

責任転嫁。投影性同一視。

間違いと間違いが交わってこじれてます。

カウンセリングでも、これは大掛かりになります。

時間もかかります。

感情失禁や離脱症状、乖離が現れます。


時間は戻せない。

巻き戻すことは出来ない。

現われ出でる真実。

それを受容すること。

苦痛を避けては通れない。


深刻化した回避型は、誰かと一緒にトリートメントをすることの方が、

後々のことを考えるといいと思います。

共感される場を持つ経験が必要だからです。


落ち着いてくると、

以下のようなブロック材料が徐々に現れてきます。

・他人といざこざを避けるために、いつも葛藤していた。

・相手の表情を怒っていると、勘違いしていた。

・問題に気づかないでいる方が、イイと思っていた。

・自分は、嫌われているんだと思っていた。

・嫌われているところを、すぐ切り離した方がイイと思っていた。

・人の喜ぶことをすれば、解決していると思っていた。

・自分が全部問題なんだと処理すればラクだった。

・とてもじゃないけど、全部反省するなんてやりたくなかった。

・いつからか迷い始めて、向き合うことから逃げていた。

・責任を問われているようで、逆ギレ、激怒、仕返しをしてしまった。

・そっちが問題なんじゃないと、責任転嫁して気分を変えていた。

・自分と向き合うと、気分がイライラして、もういいやと投げ出した。

・解ったようにしてしまえば、ラクだった。

ほんの一例です。


そして、素直に自分を避けずに受容すると、

真っ直ぐに本心を打ち明けたほうが良かったのかな・・・・。

(相手を)解りたいのにわからなかった・・・・。

足掻いてたのは、自分のほうだったんだ・・・・。

相手を傷つけていただけだったんだ・・・・。

なんにもわかっていなかったんだ・・・・。

と、自分への共感力が徐々に戻ってくるのです。


そのさきに、本心をやっと汲み上げるんですね(*'ω'*)

苛立ちを越えて、やっとたどり着く本心なんです。

無邪気さを取り戻すのは、容易くはない。

でも、トリートメントをすることで、

自分自身の心に触れることが出来るようになる。

自分自身を大切に思う自己愛と自尊心を取り戻せます。



人は自分を守るために沢山の試みをします。

ですが、その回避策として使ったことが、

自分本来の輝きを失うことに加担して、

成長をブロックしているんですね。

知っておいてほしいと思います。


人は苦しい状況を一巡して、

純真無垢な心に回帰するのかなと、

個人的に思っています。

戻れるものなら戻ったほうが、心の豊かさに繋がります。


大人になればなるほど、無邪気とは程遠くなるという言葉を耳にしたことがあります。

だから思うのです。

大人だから、無邪気さを取り戻すことに価値がある。

そして、無邪気さと幼稚さの違いも判るのかもしれません。




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