2017年8月15日火曜日

二面性と両価型の深い繋がり

残暑中見舞い申し上げます。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

夏休みの方も、多くいらっしゃるかもしれませんね♡

盆休みは帰省で、かえって疲れるという人も・・・いますね・・・・。


それって、

あのー、親御さんの喜ぶ「よい子」してませんでしたか!?

気疲れって、辛いのよね(*_*;

確かに、久しぶりに会って「悪い子」する必要もないけど。

必要以上な気疲れは、頑張り気張りが原因の場合が多いのよね。


両価性からくる葛藤が、

帰省をきっかけに、再発していることが起きていたりするのよね。

思い当たっていたら、即自分の心の分析を実行するチャンスですよ~

原因である養育者から、距離をおくことで、

普段は愛着の安定型になっていた人が、

外部の諸条件が変わり帰省すると、不安定型の元の型が現れることが起きるのね。

知られざる自分を知るチャンス。

ここは、ポイントです。

内省と熟考の姿勢と、

赦しの姿勢で読んでください。


心理的虐待の中身。

身体的な暴力や悪態だけでなく、

過度な習い事や学歴・学習の強要。

社会的にも立派であることを期待。

価値基準に値していないと、さらなる強制。

家庭が規則が多くて厳戒態勢。

お手伝いの強要。

ご近所の評判や目を気にして、良い子の強要。世間体重視。

どれか習慣化し、行き過ぎの状態があったかもしれません。

親側の価値基準で、すべてが営まれていたかも。


上記の条件をクリアしていた場合は、

ご褒美や賞賛をたっぷり与えられていませんでしたか。

承認欲求が満たされると、とても嬉しいものです。

見捨てられ不安が解消されるので、

「よい子」を自分からやってしまう。

不安型が身に着いています。


逆に、上記の条件をクリアしていないと、

「悪い子」とされて辛かったのではないですか。

自責の念、罪悪感、逃げ出したい思い。

だけどそれも出来ず、

補償行為で、条件をクリアしようと頑張ったかもしれません。

苦肉の策で、感情に蓋をする、回避型が身に着いていたかも。


つまり、子どものほうが親のご機嫌を取らざる得ない。

繰り返してくと、二面性の自分を作らざるを得ない。

もっと自由に、自分らしく振る舞いたかったと思う気持ちを、

在ってはならないシャドウ(影)として、切り捨てたようにしていたかもしれません。



親から過度な突き放しやせっかんなどがあった場合は、

両価・抵抗型にエスカレートして、

虚言癖や素直になれない反抗心や天邪鬼がひどくなってしまって、

自分でも自分の性格が厄介だなと、

青年期ぐらいから気づいていたかもしれません。


大人になった今、

自分をまず赦しましょう。

過酷だった環境を脱することが出来ている人は、

過去の振り返りをしっかり行って、

忍耐強かった自分。

相手を優先にする優しい自分。

偉かったと褒めてあげてください。

自分の再発見です。

自己受容しましょう。

未だ「非機能的な怒り」が心に残っている人は、

相手を赦せない自分を赦す訓練をしてください。

赦せない自分を赦す姿勢ってとても大事です。

これは、相手を大目に見るということではなくて、

同じパターンの役目を、ずっと引きずらなくて済むようにするための解放の儀式です。

被害者的立場の役割は、嫌と言うほど勉強したはずです。

そのパターンから解放されてください。

新しい役割の勉強を、始めていきましょう。

親は親、自分は自分の価値観で良し。

いつかは、幼いままの親を赦せる日が来るかもしれない・・・

彼らは、時代の風潮に呑まれたままなのかもしれない・・・

そんな、希望を片隅に持っていてくださいね。


それぞれの時代を生きることを赦す。

心理的な自立、精神的な自立へ向かいましょう。






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