2017年8月21日月曜日

味方が居ない心の寂しさを抱えた混乱型

不安型、回避型、両価・抵抗型が、

すべて無秩序に混在するのが混乱型です。

虐待を受けた子どもたちの8割に見られると言われています。

注目は、

心理的虐待を受け続けた場合も、混乱型になることです。


特徴的な子どもの頃の行動は、

親の不機嫌な顔や怒られるかもしれないと感じた場合、

逃げます。隠れます。執拗に怯えます。

これは反射的に、虐待を受けた子どもたちがする行動です。


逃げて隠れたところまで親が追いかけていき、

厳しい詰責詰問の末、過剰なせっかんをされた経験を持ってます。

小さなうちは、なぜそのようなことになるのか理解が出来ません。

この行為、

教育熱心な家庭で良く起きている行為でもあります。


子どもが、誰も味方が居ない恐怖を味わっています。

ずっと大人になるまで心の中のしこりとして残ってます。

安定型の人の元で、ゆっくりと回復をしても、

わずかなストレスで過去に回想し、混乱に陥ることも。

愛着の再形成を、何度もすることになります。


愛情不足が多ければ多いほど、回復は容易ではありません。

満たされなかった子ども時代の想いを満たすために、

多くの時間と犠牲を払うことになってます。

やり残しを取り戻すように再現ゲームをし、

子どものような振る舞いを繰り返し、

葛藤と疑問を自覚して、

やっと愛着の問題に気づけるようになるのだろうと思うのです。


けして一直線上の回復はありません。

らせん階段のようにゆっくりと、

行ったり来たりしながら、何年もかけて成長していきます。

そうやって時間をかけて、

味方が居なかった心の寂しさと傷を、回復していくことになるのが混乱型です。





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