一見独立性があり、強く見えることが良くあります。
でも、その心は弱く、とても不満足です。
掘り下げます。
強くなることでしか、自分を守ることが出来ない。
そう思って選んだ手段は、
ビジネスや取引においては、結構使えます。
対人操作や支配欲によるコントロールは、
駆け引きや計算高さとなって、戦略のスキルとして使えます。
ですが、
統制や懲罰で、自分の身の安全を確保する手段ですので、
条件がすべてそろわない限り、落ち着くことはない。
一時条件が揃っておいしい思いが出来たとしても、
変化は時間と共に、必ず訪れる。
結果、また統制と懲罰による打算が繰り返されることになります。
ループにハマって、精神的な向上が実はできません。
さらに、これをそのままプライベートに持ち込むと、
実は依存症タイプの相手しか、バランスが取れなくなるのよ。
相手が譲らず意思を持つなら、懲罰応戦しか成り立ちません。
それ以外の守り方を知りません。
そのため、自分の要望をそのまま汲んでくれる相手でなければ困ります。
つまり・・・・相手に意思が在っては困るのね。
大人になっても意思がない人って、どうなると思いますか!?
つまり・・・・統制型の懐柔型と不安型くらいしか、バランスが取れないのよ。
結果、一緒になっても愛着の不安定型同士。
誰と居ても不満はなくならない。
時間の経過とともに、公私ともに不満が多くなっていくだけ。
条件が揃ったように思えるつかぬ間のひとときは、蜃気楼のようなもの。
蜃気楼を追い続けて、人生を終えることになります。
懲罰で強くなっているときは、「意地を張っている状態」です。
負けるわけにはいかない状態。負けるなんて怖い。ありえない。
自分像が自分を苦しめる。
そして、
認めがたい内面を拒否しようとする力、
嫌悪する力、
隠そうとする力、
欺こうとする力、
問題は自分にはないと想おうとする力が、
同時に働く。
他者に懲罰しながら、自分の心にも懲罰を加えています。
やめましょう!エゴ意識は手放したほうがいい。
全ては、ずっと過去を未解決のまま引きずってきた、
「恨みと怒りの感情」によるものです。
愛着の懲罰型が、糸を引いていたのよ。
欲求不満の原因を知って、心を理解してあげてください。
するとエゴ意識が手放せます。
意地を張って強くあろうとしなくていい。
強さのはき違えはしないほうがいい。
自分の内面にあった、愛情不足と弱さを真っ直ぐに受容することが、
本当の強さです。
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