人と人が関われば、
時に「怒りのエネルギー」が暴れることがあります。
でも、ちょっとのアイデアで使い道が変わります。
感受の機能のお勉強。
何かに触れると、感受の機能は働きます。
そこから、
不快なら「怒り」「悲しみ」
快なら「喜び」「楽しみ」
を、自分で選択をしていきます。
さて、貴方はどのパターンを良く使っていますか?
お解りでしょうか。
良く怒る人は、「怒る」を選択しているのです。
これを「悲しい」に、選択したらどうなるでしょうか。
おそらく人は、貴方に深く関わりを持とうとします。
一方怒りを選択すると、関わりを持ちたくないと、人は去っていきます。
つまり、
こっちの感情表現は、正しいと思う癖を、脇に置く。
貴方が選択するモノを変えることで、事情は変わってくると言うことです。
なぜ「怒る」を「悲しい」に変えられるのでしょうか。
それは「条件反射」で選んでしまっているからです。
貴方が成育歴でインプットしただけです。
だから、創り変えられます。
人格は変えようと決心すれば、変えられるものなのです。
そこで役に立つのが、一旦停止の術。
自分に集中しておいて、行動をチェックします。
①条件反射行動が現れる。
②「ちょっと待て、それは今までと一緒(一旦停止)」
③こっちにしよう。変換する。
です。嘘っぽいですか?
脳科学的に説明します。
①条件反射の場合は、記憶から思考回路を使わずに、
運動回路を使って命令をしています。
②自分の行動に着目し、停止させる。(←一旦停止)
③改めて思考回路から運動回路を使って命令する。
自分の行動を改めようと、決心しておくと、
自分に着目することが可能になります。
改変していくためには、脳回路を三回使って上書きしていくことにするのです。
新しい行動パターンに、書き換えていくのですね。
「怒りのエネルギー」は、
心のエネルギーなだけ。
そのエネルギーを、どんな形で使っていくかを考えてください。
①すぐ怒る人は、「悲しい」で表現し、他者に伝えやすくする。
②悲嘆や怒りを情熱に変えて、クリエイティブなものへと使っていく。
二人のケンカを、より発展的なものへ、使うことだってできます。
いかかでしょうか。
写真 blueproduction.team
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