2017年9月7日木曜日

ショックから起きる胸部の激痛

大切な人を失ったときに、良く起きる胸部の激痛について、
 
質問を受けるときがあります。
 
中には、数年ずっと胸部痛を持ち続ける人もいます。
 
当サロンでは、対人依存症の「ラブ・アディクション」へのセッションをしてますので、
 
ここでご紹介しておきます。
 
 
胸部は、感受、ハートの部分と言われてます。
 
頭部は、思考、マインド。
 
命の高揚や危険は、心臓部の保護を通して、感じやすいようにあるようです。
 
好きになることは、命の拡大。
 
嫌いになることは、命の侵害と危険を察知して萎縮。
 
そのため、ハートはとても重要です。
 
誤魔化しが効かない。
 
 
人を必要としたり、好意を寄せていく人は、
 
たいてい自分に足らないものを持っているような人。
 
憧れの人のことが多いようです。
 
そのため、慢性的に不安を持っている人ほど、
 
過剰にその安心感は止められません。
 
相手と一緒のときは、命の拡大が始まっています。
 
繋がりたい思いがいつしか、
 
繋がっている感覚に陥っていきます。
 
その大きさは、目には見えないために、無自覚なんですね。
 
バウンダリーを乗り越えて、
 
他者と同一化の感覚が起きてます。
 
安心、保全感もあり、陶酔しているようなもの。
 
 
そこで、相手からの一撃が入ると、
 
同一化していた感覚から、分離へ。
 
一気に侵害を受けたと感じて、命の萎縮が起きます。
 
心臓部を守らなければならない。
 
急激な胸部の保護が必要になります。
 
筋肉の収縮が起きて痛い。激痛の場合も。
 
痛みから思考が大混乱に陥っていきます。
 
怒りに発展することも。
 
 
一体化から分離へ。
 
強制的に、分離を突き付けられたように感じるので、
 
「胸が引き裂かれるような痛み」を味わうことになります。
 
現実が受け入れられなくなったり、
 
思考回路が止まっちゃう。
 
 
しかし、感情の逆鱗を経験したのち、
 
少しずつ冷静になると、
 
実は、同一化をしていたことが問題なのであって、
 
相手の一撃が問題ではないことに、気づくことになります。
 
近しい人でも、バウンダリーは必要です。
 
何が足らずに、相手に依存していたのか、
 
そんな都合勝手な自分を、みないでいて欲しいと思っていたのか、
 
自分の「心の闇」をよく観察していくと、良いかと思います。
 
課題が隠れています。
 
 
実は、このプロセスを踏むと、
 
より深く自分を理解して、
 
他人に補ってもらおうとしていた部分を、
 
自分がちゃんと持ってしまうことが良く起きます。
 
欲しかったものがハッキリするので、
 
それに向けて邁進できるからだと思います。
 
 
 
 
 
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