2017年9月13日水曜日

心が落ち着かない人の思考癖⑥(恋愛編)

同一を求める心を捨てる。

これは「結婚」のときに、一番勉強する課題なんじゃないかと思います。

愛とは、違うものですら赦す心です。

とても高度な技術です。


サロンでは、恋愛だけでなく、

結婚や離婚も取り扱います。

それぞれの出来事にある真実の課題を、

なるべく汲み上げるようにして、力に変えていきます。

人生は長いですからね(*^^)v♪


「好きな人ほど執着する」

「好きな人ほど期待する」

「好きな人ほど同じが楽」

「好きな人ほどこっちの言うことを認めて欲しい」

これで、離婚する人が多いのよね。

思い当たりますか!?


結婚とは、

世界中でたった一人、身内になった人なので、

世界中で一番自分のことを、わかっていて欲しい人となる。

執着と強欲が生まれる。

「愛が欲にすり替わりやすい現場」とも言えなくもない。


安定型の五分五分思考の場合は、

自分と相手の違いを認めやすい。

一方、不安定型は、

ここでもゼロ百思考が炸裂してしまいやすいのね。

こっちの意見が正解だッ!となりやすい。


不安を一つも心に残したくないので、

相手に対して、

いつも小言を言っているような状態にしてしまうのよ。

「○○じゃなくて、○○でしょ」

「○○にして」

「○○じゃないと嫌なのよ」

「なんでわかってくれないの」

「貴方が○○だから、私(僕)が不愉快な思いをするんだッ」

と、なってます。

せっかく愛する人と、世界中でたったひとり婚姻関係まで結んだ人に、

この態度をなぜかやっています。


そこで、

「大好きな人だから、その態度を取ってしまうのよね」

「世界中で一番大事な人に対して、もっと上手に振る舞ったらどう?」

「相手が毎度小言で、ああして、こうしてと、いつも言われたらどんな気がするの?」

と、客観的に観て考えてもらっています。


そうなんです。

自分と同化してくれって行為なのよね。

嫌なはず。

やっている側は忘れているけど、

やられた側は忘れません。

とても不愉快な行為なのです。

さて、

婚姻を結んだ関係は、強制的な同一化を求めてのことだったのでしょうか。



「世界中で一番大事な人だから、ついつい欲張りになっちゃうわね~」

と素直に一言添えたらどうなるかしらね。

大切に思う気持ちを、どのように伝えるか。

とても大事な勉強です。

五分五分思考でほどほどに、

相手の存在を、ちゃんと敬うことを忘れちゃいけないと思います。

バウンダリー(境界線)を破壊し、なだれ込むことは、幼稚な行為です。

もし、成育歴において、

貴方が愛情不足を経験していて、それを補う心があったことを知らなかったら、

相手に多くを求めすぎて、

離婚問題に発展させているかもしれません。

よーく内省と熟考の姿勢で臨んで、

素敵な結婚生活を営んでくださいね。



ちなみに婚姻関係を結んでなくても、

恋愛関係ならどこでも使えますよ。

安定型の人の五分五分思考を、育てましょう。






湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki~Ayurvedaセラピストスクール生随時募集中~
通販サイト☆アーユルヴェーダnewsでアーユルヴェティックカウンセリングもチェック!