心に挑んだとき、
自分の成長段階を知っておくのは、
やりがいになると思います。
七覚支(しちかくし)という言葉があります。
修行の実践において、
心との取り組み方が、だんだんと変化するのですね。
これを私なりに、以下のようにまとめてみました。
状況を把握し、
だんだんと高度に分析が出来るようになり、
人格の成熟を目指します。
スタート
①自分の感覚と行動に、良く注意を払えるような気構えがある。
自分に関心を置き、集中しておくことがやれるようになる。
②出来事を大雑把に片づけるのではなく、ひとつひとつ詳細に分別し理解しようとする。
自分自身の問題を抱える、責任転嫁をしない。
③不快感情(怒り、恐れ、悲嘆など)に呑みこまれる自分に気づき、一旦停止。
問題から回避をせず、平等公平な理性のもとに、
ありのままに出来事を観れるようになる。何度でも取り組み、やり直せるようになる。
④感情への対処が上手くなり、徐々に問題の核心に迫る喜びが湧いてくる。
自分の努力の成果を少しずつ、味わえるようになる。続けていく意欲がどんどん高まる。
⑤心構えも身構えも板につき、物事に積極的に携わろうとする。心身に軽やかさが戻る。
物事に柔軟に対処するようになる。余裕も出てくる。
⑥心そのものが落ち着いている。不安や不満は、自分の心の在り方が問題だったと、
よく理解している。集中力と安定力と洞察力が、しっかり身について自信もある。
⑦新しい心の姿勢が身に付き、自己のモノとなっている状態。実力が完全についている状態。
わざわざ修行しなくてはならないと思うこともない状態。
古いパターンと完全に縁を切っている状態。
①から④までは、
私達サポーターと一緒に取り組むと、
とてもスムーズなんです。
④までは、ひとりで取り組んだ場合、
固定観念や癖、曲解などの問題に振り回されていて、
しっかりとした分析になっていないことが多いのね。
これは、ウン十万円かけて自己啓発に取り組んだのにもかかわらず、
成果が出ない人に良くある落とし穴なのよ。
ここまでになるのに、一つの問題に真面目に取り組んで、
最低一年以上はかかります。
もともとの古い心のパターンは、とても依存性が強く働いているので、
容易ではないことが、おわかりいただけるかと思います。
ラブアディクションや各依存症に発展している人格については、
7,8年がかかるのは当然なのです。
これと以前ブログでご紹介した7つの自己統合プロセスを合わせると、
理解しやすいかなと思います。
復習です。
スタート
①愛着の不安定型を自覚する
②自尊心の回復を図る
③自己価値の再評価
④自己愛とセルフケアの実践
⑤自己表現の向上
⑥自己責任と洞察力の向上
⑦新しい自意識(偽りの自分にさようなら)
こんな感じです(*^^)v♪
ヨガの実践行法では、24時間365日。
集中する対象は「我のみ」です。
問題は「自分の脳みそのみ」と視ます。
自分を知るためには、
「貴方が○○だから、私が○○になる」
ではなくて、
「私が先に○○したから、貴方が○○の行動を返したのだ」
と、観察します。
だから、鏡がなくても自分が知れるのです。
「自分で気づく(サティ)が実力です」
MYヨガメソッドです。
今、貴方はどの当たりですか!?
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