2017年9月23日土曜日

七覚支に学ぶ心の成長段階


心に挑んだとき、

自分の成長段階を知っておくのは、

やりがいになると思います。

七覚支(しちかくし)という言葉があります。

修行の実践において、

心との取り組み方が、だんだんと変化するのですね。

これを私なりに、以下のようにまとめてみました。

状況を把握し、

だんだんと高度に分析が出来るようになり、

人格の成熟を目指します。


スタート

①自分の感覚と行動に、良く注意を払えるような気構えがある。

自分に関心を置き、集中しておくことがやれるようになる。


②出来事を大雑把に片づけるのではなく、ひとつひとつ詳細に分別し理解しようとする。

自分自身の問題を抱える、責任転嫁をしない。


③不快感情(怒り、恐れ、悲嘆など)に呑みこまれる自分に気づき、一旦停止。

問題から回避をせず、平等公平な理性のもとに、

ありのままに出来事を観れるようになる。何度でも取り組み、やり直せるようになる。


④感情への対処が上手くなり、徐々に問題の核心に迫る喜びが湧いてくる。

自分の努力の成果を少しずつ、味わえるようになる。続けていく意欲がどんどん高まる。


⑤心構えも身構えも板につき、物事に積極的に携わろうとする。心身に軽やかさが戻る。

物事に柔軟に対処するようになる。余裕も出てくる。


⑥心そのものが落ち着いている。不安や不満は、自分の心の在り方が問題だったと、

よく理解している。集中力と安定力と洞察力が、しっかり身について自信もある。


⑦新しい心の姿勢が身に付き、自己のモノとなっている状態。実力が完全についている状態。

わざわざ修行しなくてはならないと思うこともない状態。

古いパターンと完全に縁を切っている状態。


①から④までは、

私達サポーターと一緒に取り組むと、

とてもスムーズなんです。

④までは、ひとりで取り組んだ場合、

固定観念や癖、曲解などの問題に振り回されていて、

しっかりとした分析になっていないことが多いのね。

これは、ウン十万円かけて自己啓発に取り組んだのにもかかわらず、

成果が出ない人に良くある落とし穴なのよ。

ここまでになるのに、一つの問題に真面目に取り組んで、

最低一年以上はかかります。

もともとの古い心のパターンは、とても依存性が強く働いているので、

容易ではないことが、おわかりいただけるかと思います。

ラブアディクションや各依存症に発展している人格については、

7,8年がかかるのは当然なのです。



これと以前ブログでご紹介した7つの自己統合プロセスを合わせると、

理解しやすいかなと思います。

復習です。

スタート

①愛着の不安定型を自覚する

②自尊心の回復を図る

③自己価値の再評価

④自己愛とセルフケアの実践

⑤自己表現の向上

⑥自己責任と洞察力の向上

⑦新しい自意識(偽りの自分にさようなら)

こんな感じです(*^^)v♪


ヨガの実践行法では、24時間365日。

集中する対象は「我のみ」です。

問題は「自分の脳みそのみ」と視ます。

自分を知るためには、

「貴方が○○だから、私が○○になる」

ではなくて、

「私が先に○○したから、貴方が○○の行動を返したのだ」

と、観察します。

だから、鏡がなくても自分が知れるのです。

「自分で気づく(サティ)が実力です」

MYヨガメソッドです。



今、貴方はどの当たりですか!?





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