2017年9月30日土曜日

役割交換で起死回生を図る&番外編




謝れない人の心理も、終盤です。


愛着の不安定型の人達が、

過去への振り返りをして、

問題の紐解きをしていく際に、

感情が横やりを入れて、

前進できなくなることがよくあります。


その際に、一役買ってくれるのが、

役割交換です。

相手と、自分を交換した立場で、

どんな気分や行動をしてみたくなるか、

考えてみてもらうのです。


どうしても、強情な人は、

感情に呑みこまれやすい所があります。

殻を破れない。

気がつけば、

「○○だと思うんですよ」の連呼が起きます。

分析を拒否しようとする力が、強く働いているのが伺えます。

未熟な自己愛性が絡んでいるときは、特にです。

妄想性や自己愛性パーソナリテイ傾向の場合は、

演技性パーソナリテイ傾向より、容易ではありません。


そんなとき、

クライアントと同じ悩みや問題を抱えた人が、

目の前に居たら、

どんな対処をするのか、やってもらいます。

自分の姿は見えないが、

人の姿は良く見える。

これを使ってみます。

これね、大きな変化を呼ぶときがある。


①感情が邪魔して、自分の本当の望みを曇らせていることに気づく。

②自分で自分にブロックを掛けていることに、気づく。

③「自分は絶対に間違っていない、正しい」と、

自分の感情と意見に、同感を求めて、頑なになっていたことも気づく。

④味方が欲しくて欲しくてたまらない状態で、

にっちもさっちもいかない状態だったのかと、認知するのよ。

未熟な自己愛の問題を抱えたパーソナリティの場合は、

役割交換をして、

本人自ら気づけるようにしてあげたほうが、有効だったりします(*^^)v


虚構の自分像が崩れることに恐れを感じているのですから、

自分で手を掛ける方が幸せだと思います。

優劣を気にしてプライドが高い、

メンツを気にする、

ステイタスやこだわりがやたらと強い人には、

メンツを大事にするトリートメントを施す。

自己愛過多のパーソナリテイ傾向の場合は、

これを使うほうが無難です。


(おまけ)

変容するタイミングには、個人差があります"(-""-)"

気づく力が備わっていないと、

一生気づかないで、そのまま生き続けることが出来るのも、

人間なんですよ。

自分の脳に、マインドコントロールされて生きてますからね。

「ありのままの姿を受容すること」は、本当に難しいのだなと思います。


(番外編)

謝ってもらえなくて、苦悩していらっしゃる人へ

人を人として見ていると、気づきが起きない時があります。

乱暴な例えではありますが、

懺悔が出来る人と、出来ない人の違いは、

ツバメとカラスほどの違いがあります。

2つは、「鳥類」ではあります。

でも、生き方は違います。参考にしましょう(*^^)v


人間も「心の中身」の使い方で視ると、大きな違いがあります。

カラスは、ツバメの大事な雛を、

容赦なく食べます。

それは、カラスにとって生きるための善であり、正解です。

ツバメにとっては、偉い迷惑です。

でも、カラスには、ツバメの辛さは届いてないと思います。

これにも似て、

かかづらえば、どこまでも平行線な不快ごとは、ついて回ります。


ならば、崇高な人格の成長に、事を使いましょう。

もし、絶対に謝ってもらうまで許せないと思うならば、

ここで一工夫しましょう。

「思った通りに事を運びたい」と思っているのであれば、

お互い同類な心の中身の使い方になります。


ツバメは、雛を育てる場所を変えてます。

また、「幸運を呼ぶ鳥」と迎えられ、好まれますね♡

チュルルルルル~♪





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