2017年9月27日水曜日

謝れない仕組み


謝れないって、ちょっと不幸です。

まるで、

パンパンに膨らんだ水風船みたいなものです。

謝ることでしか、辿り着けない場所ってあるのよね。


今年前半で、「怒りの未学習」について、取り上げました。

怒りの学習と、

懺悔と感謝の学習は、ワンセット。

未学習ってことは、懺悔も感謝も、

心の底から、良く理解してないことになるのよ。


では、

怒りの未学習で、学んでしまったことは、

何でしょうか?

それは、利害損得と誤った保身です。

強情から、歪んだ自己愛が生まれてます。

警戒心のほうが勝っている状態です。

幼児教育は、とても大事なんです。


こんな小さなうちから、

行動の動機がほとんど無自覚に、

恐れからくる利害損得勘定になります。

物事が、「勝つか負けるか」に偏っていくの。

言葉では表現しようもない怒りに憑りつかれて、

謝れない。。。。


教育方針が「支配的」であったりすると、

歳を重ねても、

心の平穏を、実感することがほとんどない。

愛着の不安定型がすでに根付いているからです。

幾つになっても、欲求不満は解消されない。

それどころか、

なぜか対人・外部環境問題は、

少なくなるどころか、増長する。

青年期以降は、社会的メンツの問題もプラスされて、

ますます鎧を被るしかなくなります。


どこに行っても、不快と不満はついて回る。

心の喜楽は、蜃気楼のように、すぐ姿を消し、

何故か、同じ失態を繰り返していく。

会社でも、プライベートでも勝ち負け観念と、

怒りに憑りつかれて、謝れない。

「どうして自分が謝らなきゃいけないのだ」と、

自分にマインドコントロールされちゃってます"(-""-)"


過去、

援護がない状態にさらされた環境や、

親や年配者に強制的に謝罪させられた場面が、

記憶に焼き付いている場合は、

絶対大人になったら見返してやるぞ的な、

恨みと怒りの感情を持っています。

心理的な負荷がかかった時に、

暴発してしまうのです。

怒りの未学習は、人生に影を落します。


謝れない人を、謝れるようにするのは至難の業。

子どものうちのチャンスを逃すと、尚難しいです。

ご本人が、虚像を優先するあまり、

欲が勝って謝れないだけかと自覚しないとね。

それほどに、

虚像が崩されることに、恐れを感じているのかと、

見破ったとき、

人は変われる切符を、手にします。


強情で謝れない人に共通しているもの。

それは、

①傷つけられることへの恐怖。

②見捨てられることへの恐怖。

そして、

③支配されることへの恐怖。

です。

この3つの恐怖が必ずあります。






湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki
通販サイト☆アーユルヴェーダnewsでアーユルヴェティックカウンセリングもチェック!