離婚時のエネルギーは、
結婚時のエネルギーよりも、膨大です。
と言われています。
何もない更地に建設をすることよりも、
建設したものを、一度壊して更地にすることの方が、労力がかかります。
子どもがいれば、なおさらです。
夫婦は、所詮紙切れ一枚の記入でオサラバ出来ますが、
子は、家裁手続きが必要です。
変わってしまうのが人の情。
心とは、そういうものでもある。
別離を選んだら、
それぞれの道で、それぞれが発展的な成長を遂げていることが望ましいです。
これは自分次第。
相手のせいでもない。
二人の出会いにあった課題を、ちゃんと後になって汲み上げている人は、
多くの経験を活かして、人となりが大きく、魅力的な方向に転換しています。
一方「不快の感情エネルギー」を、
転換できないでいる人は、同じ過ちを繰り返す可能性が高くなってます。
相手のせいにしている間は、成長は止まってます。
精神的成長を拒み、
依存性と癒着、同一化を求めて不安定な心の状態を持ち続けています。
場合によっては、自分の価値観の正しさを証明するために、
反省と熟考の姿勢なく、悪縁を引き寄せていることさえあります。(←ラブ・アディクションね)
心理的な自立のために、
まず五分五分思考で落ち着くこと。(自分を全否定しない)
感情を暴走させず、エネルギーの転換をゆっくりと試みます。
そして、平等公平なモノの観方で、精神的自立を果たしていくことです。
貴方の中にある、肯定力と自己愛の力が、
いずれ行動力となって、経済的な自立も遂げていくだろうと思います。
心身の健康を取り戻して、
それぞれの道で、一花も二花も咲かせていってほしいと思います。
人生で経験する出来事は、全員違います。
何も比べる必要はありません。
ただ、出会った出来事たちは、
自分の成長の糧であることを、忘れないでいられたら、
何もかもが、光を伴う価値あるものになっていきます。
どうぞ過去に踏みとどまるよりも、
今と未来を信じて、行動していってください。
後悔や自責の念が多く、
「ああすればよかった」「こうすればよかったのかな」と、
悲嘆にくれて、
一人抱えて苦しくなったら、メンタルヘルスですよ。
写真 Yamin Pinheiro
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