被害に遭われた方々に、
謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧が叶いますことを、
心からお祈り申し上げます。
地震や災害によって心労が重なり、
感情不安定や睡眠不足による体調不良に、
何かアドバイスはありませんかと、ご質問を頂きました。
大きな問題を目前にした時は、
通常精神不安定になります。
動きたくても体中の力が抜けたように動けなくなります。
これは、一生懸命に自分を守ろうとしている行為です。
無意識的に恐怖を回避しているのですね。
それを責めないでください。
①狭窄感・・・胸が締め付けられる感じ、みぞおち辺りが痛む
②心迫感・・・追い立てられるような感じ
③浮動性・・・足が地につかないフラフラした感じ
などが代表です。
心配性があるとドンドン悲観的な予想を立ててしまい、
交感神経が優位になるので、上記のような生理的作用が悪化します。
自分の能力では出来ないことを、急激に処理しようとすると、
葛藤が起きて感情が益々不安定になるか、
場合によってはパニックになります。
まず落ち着いて、「出来ること」と「出来ないこと」に着目します。
どんなに小さくても出来ることに集中することで、
荒だった感情の波を鎮めることが可能になります。
その間に問題に手をかけて、少しずつ処理していきます。
「落ち着こう」と声掛けをしながら、自分の胸や腕をさすってあげるのも有効です。
非合理で出来ないことは、人に自分の言葉で状況を説明することです。
お互いに気持ちを分かち合うのは、心にとっては特効薬です。
睡眠負債は体力や気力にも影響します。
熟睡できなくても横になる時間や目を閉じる時間を作ってみてください。
その際に不安感が強い場合は、
衣類やタオル類などを頭や肩から羽織ってくるまったり、
抱きしめたりしながらをおススメします。
長期的な視点に立って、無理をけして強いないことだと思います。
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甘え損ねによる愛情飢餓を解消するため、
大人になってから人に甘えようとするとき、
人は色々な手段を選んでいます。
厳格・冷酷タイプの甘え損ねが、
もっとも解りづらく、
発見が遅れる理由に「巧妙な正当化」があります。
甘えたい欲求を反動形成で甘えるなに変えると、
先日お伝えしましたでしょ。
甘えることを許さないことを、
彼らは頭でどう正当化していると思いますか!?
自分が甘えられなかったんだから、
貴方も甘えられないなら、
お互いさまで平等。
って意識なんですね。
だから厳しく批判が出来るんです。
正当化されてますでしょ。
また、正当化をし、
相手を批判できる側に立つことは、
優位性を持ちます。
脳内では快楽物質のドーパミンが放出されて、
叱っていることに陶酔し快感です。
だからやめない。
やめるわけがない。
潜在意識では快楽と興奮をたっぷり求めているから、
思いを汲んでもらえないと、
厳格・冷酷なパーソナリティに瞬時に入れ替わるのよ。
とても激しい一面を持ち出します"(-""-)"
普段は物静かですが、
突然の激化が基本スタイルです。
そんな言い方しなくてもいいんじゃない!?と、
やられた側はまず思いますが、
彼らの固定観念「ねばならない」の前では全く通用しません"(-""-)"
職場の上下関係、
経済的上下関係、
公の場では、
持って来いの正当化。
形式やルールや礼儀を引き合いに出せば、
いくらでもやれます。
この権力意識が板についた人格になっていれば、
電車の中やら、お店の中やら、
職場やら、家庭の中やらと、
色々な場所で正当化による文句や批判は、
絶えません。
決まり文句を言いましょう。
「貴方が○○だから、怒っているんだ」
「普通は○○だ」
です。
こうやって『甘え損ね』を解消していきます。
自分の行動を根本から客観視していけば、
改善は不可能ではありません。
脳みそと上手に付き合おう。
行動をめげずに深く掘り下げていくと、
動機がきちんと存在します。
愛情がないと人はくじけてしまうもの。
知っていましたか!?
「情けない」ってのは、
「心に愛情がなくなっているよ」ってことなのです。
昔の古典的な言葉の意味って、場にぴしゃんと当たってたりします。
(哲学と言葉の意味を知ることで、随分と救われた経験があります)
意識して持ち直しましょう。
甘えられなかった子どもの頃の寂しさを自覚して、引きずったことを赦す。
甘え損ねの欲求をずっと抱えてきたことを素直に受容する。
まるっと辛かったねと真の愛で包んだら、
自分で自分のご機嫌を取りましょう。
厳しく人に当たることも、自分にも厳しくあたることもしなくなるわよ。
自分を癒して、
心理的ベクトルを一つにするのよ。
例えば。
『なんでも一人で出来る人になろうとしない』
人には不得意なことがあって当たり前です。
人は万能にはなれないもの。
それは恥ずかしいことではありません。
プレッシャーを人一倍抱え、
かりそめの自立心のままで物事を判断するほうが、
ずっと辛いはずです。
だからセーブしましょう。
・お願いをすることを少しづつ学ぶ。
・その中で加減も学ぶ。
・意見の不一致に過剰に反応しない。
・同一でなければならない必要はありません。
・甘えたい子ども人格と、甘えさせない厳しい大人の人格を統合する
上記を自覚して、
愛らしい成長を遂げましょう。
厄介な甘え損ねのメカニズムなら、
やめたところで罰せられもしません。
むしろホッとして、自由な感じで行動できるんじゃないかしら。
精神的な相互理解が深まると、
人間関係はよりラクに、
絆はより強くなっていくと思います。
健康的なお互いさま精神を忘れないでください(^^ゞ
実践して上書きです♡
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