2018年7月10日火曜日

甘え損ねが批判や否定で表現される




自分にとても厳しくしてきた人が、

他人に継続的に優しくするって行為は難しいと、

聞いたことはありませんか。


辛かった思いを土台にして、

性格を作っているからなんですよね。

恨みの感情に突き動かされているうちは、

脳の認知がちょっとずつズレていき、

他人を許すことがなかなか出来ない。

心理的メカニズムで視ると解りやすいですね。


大人の甘え方は、

子どもの頃のような甘え方の表現ではないです。

可愛らしいしぐさやちょっと弱々しい姿とはかけ離れた姿で現れます。

ここでしっかり認知してください。

自覚なくして改善なしです。


人に厳しく振る舞ったり、

相手を責めます。

甘え損ねを解消するために、

相手に自分の思う通りになって欲しいのです。

これが「大人の甘え方」の現われです。


自分の要望とは少しでも違った対応をすることは許さない。

厳しい批判をして関係が破断しても仕方がない。

それは相手が悪い。

これが大人の甘え方です。

これね~凄い面倒くさいんですよ。


甘えられなかったから、

甘える余地を確保するために、

今度は親がやっていた手段を使って確保する。

記憶の恐ろしさをここに視るわ"(-""-)"


キチンとすることが美談とされる社会通念ですから、

厳しい人の行為は美徳となるだろうと思います。

権力主義。

君主論。

根性論。

自己犠牲精神論。

従うことこそ良い子の象徴。

親(大人)の行動をそのまんまスポンジのように吸収して、

再現していくんですね。


大人の甘え方は恐ろしいほど、

可愛らしい甘えの姿とは正反対の装いをして現れます。


自分の思い通りにならない、

気に障ることをしたら許さない。

僅かな間違いを許さない。

詰問になる。

責任を問う。

差別化。

ダメ出しの連続で理想を実現しようとする。

高圧的態度。

激怒。

無価値化。

嫉妬。

無理難題を要求する。

幼少期に親にされたことを、

再現していることがなんと多いことか・・・・。

そうそう3月ごろのブログで取り上げた、

「異様にプライドが高く、人を攻撃・支配で巻き込む人」の動機にも、

甘え損ねが関わってますよ。


甘え損ねの経験は、

ご本人に悟られぬまま高齢者になるまで持ち越されます。

引きづり続けて終わる人生で本当に良いのでしょうか。


後で触れまずが、

今も残存している「家父長制」「亭主関白論」に、

この甘え損ねのメカニズムが暗躍していることって少なくありません。

亭主関白ー専業主婦

この関係でお悩みの方から多くの質問が寄せられます。

旦那さんの性格に甘え損ねのメカニズムが、

恐ろしいほどハマってるのよ。


ブログを読んで、

甘え損ねのメカニズムを見つけた人はラッキーです。

これで真の精神性の向上が出来るようになりますわよ。

ちょっとの工夫です。


人間の心の本質を良く理解して、

知的活動の活性化による方向転換で、

それが実現します。


明日は、立ち振る舞いの悪い大人の甘え方をご紹介します。







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