2018年7月12日木曜日

甘え損ねが親子間で連鎖する



心理分析を進めていると、

親子関係の問題に着手することが大変多いです。

その際に、

とても気になることがあります。

甘え損ねの連鎖です。

しつけを通して甘え損ねの連鎖が家系で起きています。


今日は、

親御さんが甘え損ねを持っている場合として、

お話を進めて行きますね。

甘え損ねが影響して、

まず育児に手こずってます。


祖父母から厳格・冷酷タイプを経由しているもんで、

親も支配・命令型のしつけになってます。

ご本人は至って無自覚です。

(なかなか気づけません)


この人たちは、

しつけが過干渉ぎみになります。

良く言えば教育熱心。

でも正確には、感情論ゆえに同一視して教育熱心。

これは子の尊厳を奪う「否定的な母性性」になります。(←男性でも)


親であるご本人が甘え損ねている場合、

子どもが思った通りの発育段階を踏んでくれないと、

とても嫌なんです。

心理的成長のベクトルが、

人を甘えさせられない大人へと向いているために、

子どもですら思った通りになっていないと、

受け入れられない傾向です。

それで知らず小言や文句やお約束事が増えていて、

管理・監視・支配しようとしてしまうのです。

処罰的態度を子に示すことが多くなってます。


思った通りにキチンとならないならば、

甘えている感覚がしない。

甘え損ねのメカニズムに無自覚なため、

どこからこの不満が来るのかわからないのですね。

欲求が満たされない心配。

理由がわからない焦燥感。

無自覚に相手に期待している依存性。

それらによって精神不安定になり、

見境なく子どもになだれ込みます。


子は尊厳を奪われ発言権を失います。

子は親の甘えたい欲求の犠牲になります。

子はかりそめの自立心を身につけ、

親の要望を叶える如く奔走し(←お饅頭の皮ね)、

親の望む生き方をしなければならなくなり、

他人の人生を生きなければならない状態に追い込まれます。

人生の遠回りを余儀なくされます(←あんこは置き去り)。


甘え損ねのメカニズムを持っている親は、

新生児期や乳児期から他人の赤ちゃんと比べて不安になりがちです。

授乳の状況やおむつや睡眠の状態が何かと不安でたまらずに、

不機嫌になりがちなんですね。(気持ちは一生懸命です)

自分ペースにしたい願望が強くあります。(←強迫性)

その心理的不安定を赤ちゃんがきちんと察知していて、

赤ちゃんもよく泣きがちになります。

愛着の形成がスムーズに行われている赤ちゃんに比べて、

発育が遅かったりする研究結果も出ています。

肌を通して親の感情を、感覚的に理解しているのですね。


苛立ちは子どもの言語発達や、コミュニケーションにも影響していきます。

甘え損ねを持っている親御さんは、

助け舟を出してほしいその養育者(祖父母)に相談すると、

叱られたり、咎められたりするので、

他者に甘えたい欲求があるにも関わらず、

八方ふさがりになってしまって、ストレスを抱え込んでしまうのです。

結果、親以外のパートナーや子どもにすがるしかありません。

ストレスを減らすために、母子カプセル化がさらに進みます。


甘え損ねた不満は、

親である自分と子を同一視するため、

進学や就職、結婚に至るまでずっと過干渉を続けています。


こんな経緯をお持ちです。

育児中のママさんへ。

乳児期での提案があります。

心理的な面での影響を考えていくと、

子どもの様子を見て、都度反応するほうが良かったりするんです(*'ω'*)

情報を気にしすぎて規則的すぎたり、

時間厳守の定期的な授乳だったり、

神経質に向き合っていることが多いと思います。

ママさんの不安・心配・繊細さが、いつの間にか神経質に変わってしまっていて、

『○○になっていないとダメ』となっていませんか。

ママさんもこれだと疲れちゃいます。


甘え損ねから起こしてしまう厳格態勢に至ってないか、

ちょっと自分を客観視してみましょう。

子どもの欲求に応えるスタンスのほうが、

おおらかで良かったりするんですね。

これでママ自身の甘えの欲求を満たしていることになるんです。

ほんわり五分五分スタンス♪


朗報よ。

育児の場で、甘え損ねの解消をすることは可能ですよ。

もっとおおらかに、もっと伸びやかに、

自分らしくあろうとすることだと思います。

するとね、赤ちゃんや子どもにもそれが伝わって、

素直に甘えて返してきてくれるんです。

子どものおおらかさと逞しさに助けられますよ。

それは、親であるママさんたちが、

一番欲しかった上手な甘え合いのスタンスなんですね(*´з`)


つまり厳格・冷酷タイプの甘えさせない大人を自らの意志で、

粉砕するチャンスを育児の場で与えられていることになるのです。


この捉え方で、

自分の幼少期に作ってしまった甘え損ねによる愛情飢餓を、

見事に脱出し、

自分の両親とは全く違う子育てで、

素晴らしい親と子の関係を実現している人は沢山います。

ちょっとの工夫で少しづつ回復に向かっていきますよ。

孫から親へ、親から祖父母へと、

「甘えることの大切さを知る」逆連鎖が起きることもありますよ(^^ゞ


子どもの年齢が上がってくると、

(甘え損ねから起こす)親の二面性人格が子どもに悟られて、

反抗的な性格になってしまったり、

親に嘘を良くつく性格になってしまったり、

過干渉にうんざりして引きこもってしまったり、

親を操作する性格になってしまうことが少なくありません。

子どもによってその現れ方は違いますが、

親と同じように不安定な二面性が作られることが、

決して珍しくありません。


甘え損ねの連鎖を食い止めるためにも、

早めの親の態度の改善が良いかと思います。

甘え損ねのメカニズムを理解して、

厳格・冷酷な処罰的な教育を手放していきましょう。


朗らかでおおらかな振る舞いをするたびに、

子どもに甘えさせてあげている大人(親)になれているんだなぁと、

沢山褒めてあげることだと思います。

甘えることの大切さ、

助け合うことの大切さ、

完璧を求めない寛容さ、

許し合う優しさ、

自分も味わいながら育て愛が出来たらいいと思います。







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