2018年7月29日日曜日

偏見では統合が脆弱になりやすい

映し出しの法則は大事なので補足。


好き嫌いが激しい人っていますでしょ。

表テーマと裏テーマがあるんですね~

裏は貴重!(^^)!


まず表テーマから行きますね。

好き嫌いが激しい習慣が残っている人は、

『自分自身』の捉え方も、

とても激しく偏っていることを物語ってます。


偏見は、

部分的思考。

白黒思考。

ゼロ百思考。

統括して見れません。


だから、どこに行っても「嫌な人」が居るってまず騒ぎます"(-""-)"

(映し出しだから強調されて映るのよ)

抱える力や器が脆いことを示してます。


他人を好きや嫌いでいつも値踏みしがちな人は、

自分自身すら実は一部しか見ていないってことなのです。

影(シャドウ)の部分を撥ね退けて切り離しているんですね。


だってね好き嫌いの激しい人って、

自分の好きな事には耳を傾けるけど、

嫌いな事になると途端に聞く耳持ちません。

却下。

両目を瞑ってしまう、

耳をふさぐことが多いです。

気持ちよく譲歩をすることはまずないわ。


この状態では、

良いところ取りした自分を、自分だと思っているってことなのよね。

「理想化した自分像」を自分って認知ているままなの。

それは非現実なキャラクター。


ご本人は自分のことを一番良くわかっているような口ぶりなんですが、

わかっていたなら指摘をされても平気なんですよ。

傷つく、凹む、怒る、不愉快になるのはね、

まだ受け入れがたいと思っている状態だからなの。(←ポイント)

一瞬気づき、微かに受け止めはしたかもしれません。

だけど、

深く知りたくないから目を瞑ってしまう。


だから、シャドウに手がかかる気配があると必ず避けます。

恐怖心が湧いて不快感情がぼわっと吹き出すメカニズム。

誤魔化せないものなのよね。


気まずいことが出たときは、

傷の舐め合いのようなことを望みます。

「みんなそうだよ」

「そんなことないよ」の言葉を一番欲しがります。

見ないようにしておく癖は、

都合の良いことでしょう。


映し出しの法則は、とてもありがたいもの。

シャドウは一人で見つけるのはとても困難なものです。

人に心の鏡になってもらって、

自分で見つけやすくし、気づくほうがが楽だろうとの教えです。

だから使ってください。


念を押しておきます。

とても大事なことなので。


どんなに社会的承認を得ようとお饅頭の皮を分厚くして、

良い子をしても見破られているんです。


気に入って貰おうとする(社会的報酬)行動を、

目の前の人は見破っていると想像してやめること。

嘘つきはさらに悪評が立ちます。


でね、見破る相手の心情をここでお教えします。

「相手に気に入ってもらえるはずと算段し、

良い子の行動を選択するってことは、

その行動をしなければ、

とても気に入ってはもらえない本性を隠しているってね」

着目すべきは本性ってこと。


姑息なその行動を目の前で見破っていながら、

なお知らぬ顔でずっとその人の行動を直近で、

観察している精神性の高い人がちゃんといますよ。


精神性の高い人ほど、言わないことがある。

それが事実であり役に立つことでも、時と場所と人を選んで話します。

受け容れるだけの器のない者には、何も言いません。

むしろ黙って、その癖がもっと露見するように行動をしていきます。

ご本人が苛立ちを受け止め、

自分で撥ね退けた人格を、なんとか勉強材料に気づけるよう動きますよ。


鏡に映った「はねた髪の毛の変な姿」を直すにはどうしますか!?

これと道理は一緒。

目の前の撥ねた人格を見つけたらどうしますか!?

改めて理解し統合し直すんですよ。


シャドウは強大な力を持って人を振り回しています。

認知不協和にも加担します。

その考えが正しいとずっと縛られ、またしがみついてきているので、

ものすごーーーく見つけられると、特徴的な行動をします。

・言葉が出ないショックを受ける、表情のひきつり

・自我の防衛が急激に働きますので胸の狭窄感が起こる

・感情のブロックが働いて、思考回路が止まる、黙る

自分に『そんな所はない』と思っているうちは悶々とします→引き続き悪因悪果のループへ

(しばらくして)
・シャドウを発見する

・感情の流出(解放されると泣くことが多い)←ヒットした時ほど出ます

・ふらつきにも似た脱力感

・堰き止められた思癖が取り除かれて、認知の修正が勝手に加速します

・謎解きのスピードがアップする

善因善果

代表的な生理的作用です。



次に出てくるのが裏テーマよ~(^^ゞ

もっと深く掘り下げます、超大事だから。


好き→自分の気分を良くしてくれる振る舞いを始終していくれる人

嫌い→上記以外

ご機嫌取りで判断しているのよ。

これね、赤ちゃん心理の性がまんま手つかずで残っている証。

自分自身が幼少期から持っている他者に対する基本的不信感や、

愛着の問題を反映している値踏み判断なんです。

甘え損ねのメカニズムを持っている証。

もしくは、

まだまだ甘えたくて仕方がない期待を持っている依存の証。


「好き」っていう字と「嫌い」っていう字を、良く見て。

おんなへんはね、「両手をしなやかに重ねてひざまずく女性の象形」で、

子育ての母(母性)を意味するのね。

で、子は頭でっかちの赤ちゃんの象形。

ウケる。まんまやん・・・・。

母子疑似体験が出来る人だから、すきなのよ。


嫌いはそれをかねない(兼ねない)、上記以外の意。

「兼」の字は、並んで植えられている稲穂の象形。

フェアな関係。

ずばり、

母子疑似体験が出来ないから、紛らわしくてきらいってわけ。


赤ちゃん心理を超越した大人としての関係を望む人は、

好き嫌いの値踏み判断を越えています。

精神性の高い状態の人しか出来ないのよね。

上手に加減ができる人は、

いちいち好き嫌いや合う合わないでガタガタ悶着しないわ(*´з`)


人間関係に問題が生じやすい人は、

好き嫌いを潜在意識に隠し、強く残した人が多いです。


さぁ先日のカルマの法則と合わせて、人生の流れを詠んでみましょう。

好き嫌いが激しい人たちの流れを詠んで観察していると、

譲歩しない人たちだから、

だんだん人間関係も狭窄化してます。

良く観れば、

自己愛性や境界性の人格問題に発展してたりする人もいますよ。

境界性を越えた急激な接近、

激しい感情の波、過敏反応、

相手の尊厳を奪ってまで承認を得ようとする自己愛性。

内なる二つの依存性に気がついて、

改善をしなければ依存症に向かうのは必然。


自分の心に自問して聴いていないと、

認知の修正が行われないので、どうしたってそうなる。

悪因悪果。

やっぱり因果応報なんだと思います。


映し出しの法則と、

カルマ(業)の法則を上手に使うと、

自分が何をしているのか良く気づけますよ。

認知の修正が素早くなり行動改善がどんどん加速します。


偏見が馬鹿馬鹿しくなっていく。

それがまた面白いところです。

それは成長の兆しですね~







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