2018年7月6日金曜日

甘え損ねてたら自分が最優先になる

甘え損ねの経験からなってしまう厳格・冷酷タイプ。

その攻撃的な態度をとるホントの動機は、

甘える領域の確保と、

他者を受け容れるスペースがほとんどないってメカニズム。

内面では他者を受け容れるスペースがない恐怖を抱えています。


表向きは、

なんでこの人はこんなことも出来ないの!?

普通は、○○でしょう!

と、どっしりと構えたようにしていますが。


人が羨むような経歴を順調に歩んできた人や、

経済的に盤石な人の中にも、

実はこのタイプが多いです。

道を外せない厳しさ。

いい結果を出していないといけない完璧主義や、

水準の高さを維持しなければならない強迫観念が、

セットでくっ付いてたりします。

だから結果として、

他者に協力してもらわなければならないのです。

甘える領域を確保しなければならない状況を作っています。


相手に甘えさせないことで、自分が甘える公式


自分が最優先ができあがります。

なんか複雑よね"(-""-)"


もう少し補足もするわ。

他者を見下す目線の中に、

以下の複雑な心理が隠れてます。


①早く自立せざるを得なかった可哀想な自分(占領の恐怖)を叱責する

②人一倍速く自立した素晴らしい自分像(疑似大人=お饅頭の皮)の奨励

③他者を受け容れることに抵抗を覚えている自分(占領の恐怖)

④甘えようとする目の前の人間に対する憎悪(甘さへの無理解)

複雑さが上乗せされて葛藤が膨大化し、処罰的になるのよね。


先日のお饅頭の件に当てはめると、

自分が自分に正直になれずに敵になる(←お饅頭の皮が作成=疑似大人)

敵(お饅頭の皮)と相手がタッグを組んでどんどん甘えられない環境になる

敵(饅頭の皮)が定着しパーソナリティになる

パーソナリティが優勢で物事を考えるように変わる(社会評価が高いから)

甘えることは断固として悪いことと認知していく(蔑み)

本心(お饅頭のあんこ)を封じ込める(虐げる)

不愉快さが残る

こんないきさつかしらね。

無自覚だからまた厄介なのよね~


そうそう、

相手が朗らかで甘えることが上手な人だった場合は、

もっともっと攻撃が増しますよ。

だってね、

自分が出来ないことを悠々とやってのけている人でしょ。

劣等意識がますます対抗意識を作り、

頭の中はノルアドレナリンが多量に放出されて、

戦うしかない状態になります。


勝つまでやる。(←差別化)

負けるわけにはいかない。

自分のほうが絶対正しい。(←正義感)

負かすまで処罰はやめない。


だから厳格・冷酷タイプにどんどんなります。

気がつけばマウンティング。

相手には絶対甘えさせないことで甘えてみせる公式

に知的活動が退行する(>_<)

自分が絶対最優先ッ!の状態をつくります。


どんどん感情優先になっていきますよ。

繰り返すうちに気分障害に進行して、近親者を知らず虐待なんてこともあります。


どうですか?

自覚ありますか?

もし該当するようなら甘え損ねのメカニズムを知って、

舵を取り直す必要があります。







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