とても勇気が要ることです。
愛情飢餓を認めることですのでね。
自分の過去や家族関係を全否定することに繋がりがちなので、
人は愛情飢餓そのものを抑圧しようとします。
ただこの甘え損ねの経験から生まれた愛情飢餓が、
生涯癒えない心の虚しさとなって、
真の幸せや多幸感を味わうことが出来なくなるのよね。
だから該当する情報に出会ったときは、
勇気を持って正直に向き合っていくといいんじゃないかと思います。
私は高齢者福祉施設に従事していた経験を持っていますでしょ。
生涯人格で損をするってことがあるんだなと思ってます。
介護従事関係者でない一般の方々って、
老齢期の人間心理や家族関係の複雑さってあまりよく知らなかったりするのよね。
核家族化しているから情報が入ってこないのだろうと思うのです。
それで人生の終着駅近くで家族がおお揉めするの。
もっと早い段階でお互いに修復がなされていたら、
随分違う関係になっていたんじゃないかと思っていました。
ぶっちゃけ話。
認知症になって「(親の性格が)人が変わったようだ」って聞くことが、
少なくないんです。
でもね、これ本性が出てきただけと私は思ってます。
知的活動が脆弱になり、
今まで抑圧していた認知が取り払われたら、
残るは大脳辺縁系の情動が優勢の脳構造になるだけだもの。
徘徊や帰宅願望がやたらと強かったり、
感情失禁や盗癖などの固着、退行などが視られる人たちは、
依存性パーソナリテイ傾向と強迫性パーソナリティ傾向。
人を寄せ付けたがらず、ときに暴力的な警戒心の強さが視られるの人たちは、
回避性パーソナリテイ傾向。
傲慢で自己愛が強く、介護者に暴力的に振る舞う態度が視られる人たちのは、
自己愛性パーソナリティ傾向と強迫性パーソナリティ傾向。
愛着の不安定型の人は、やっぱり介護期になると不安定が良く出てますよ。
可愛いおじいちゃん、おばあちゃんタイプはほとんどが愛着の安定型。
三つ子の魂百までそのままなんじゃないかと思えたわ。
面会に来るご家族様を居室にご案内しながら、
今までの家庭内でのご様子を聞くと、
パーソナリティ傾向の行動をしっかりやっているんです。
たった一度の人生をどのように生きたいのか、
誠実に考えておく必要ってあるなと、実感していました。
(それで心・身両面の改造を提供したいと思って脱サラ笑)
さて本題ね。
甘え損ねた人たちは、
人よりも早く自立をしたか、させられた人だと思います。
社会適応も早かったんじゃないかと思います。
お利口さんって褒められることや、
しっかりしたお子さんねとよく褒められることも、
多々あったと思いますよ。
しかし良くお話を伺うと同時に、
他人への厳格さや冷徹さによるトラブルや経験も、
多かったりします(>_<)
チームのリーダーや班長や学級委員、
責任能力のある人材として、
中々の評判を持ってたりしますが、
無視による徹底した高圧的態度、
口達者で多弁、
服従の強要、
絶対的に周りが認める引率者。
パッと見は良くわからないけど、
実は感情論依りの正義感で、
他者と対抗していることが多くあったりします。
これらは甘え損ねた経験が、
『他人の甘えや弱さを絶対に許さない過度な厳しさ』となって現れているのね。
支配して実は甘えてたい公式(←無自覚よ)
甘え損ねのメカニズムで、
そんな複雑な心理になってしまっているのですね。
その特性が歪んだ認知を作り、
ぎくしゃくした人間関係になってしまい、
ご本人を苦しい状態に追い込んでいたりします。
自分ルールが頑丈にある。
(継続的に)人に優しく出来ない。
感情の激化に対処が出来ない。
激化中は多弁になる。
人はなぜこちらの気持ちをわからないと良く思う。
それで人間関係が破城しやすい。
そんな自分自身に居心地が悪いと思うことがある。
このような経験の持ち主さんは、
厳格・冷酷タイプの可能性大。
甘え損ねのメカニズムを理解しようとしてみるといいと思います。
明日に続きます(*'ω'*)
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