2018年7月17日火曜日

甘え損ねから生まれる君主論




昨日までの4日間は、

愛情と意見の不一致について触れてみました。

どうです、貴方は意見の一致に拘るほうでしたか。


自分がいつも当然としている判断を、

題材にしてみるほうがとても勉強になりますし、

楽しいですよ。


さて本題に入ります。

甘えることを通して、本来は愛情の温かさを知ります。

しかし、その愛情の温かさを剥奪されたことで、

・承認の欲求

・報酬を得る達成感の欲求

・支配欲

・優越欲

などに、

簡単にすり替わってしまうのです。

次第に甘え損ねのメカニズムから君主論へと繋がっていくのね。


『せめて欲が満たされる快感と興奮を返して欲しい』公式


だからたとえ好意を寄せていた人でも、

思った通りにならないと、

気分を害して怒り出し、

厳格・冷酷な態度を示していくようになってしまうのよね。

自分が甘えるために相手には甘えさせないで、

自分の意思が通る場を作ろうとする。


亭主関白。

甘え損ねのメカニズムを土台につくられてたりします。

家庭内君主。

甘え損ねた男性の場合は持って来い。

自己愛の損傷、愛情不足の解消が狙えるパターンねwwww


心理的メカニズムを知らない人では、

ちょっと気づけないだろうと思います。


・かりそめの自立心

・3つの人格(公用、子ども人格、厳格な甘えさせない大人)

・素直にはなれない

・正直になるのは弱みを握られること(嘘をつく)

・察して欲しいから忖度を望む(期待と依存性が強い)

・先回りして期待をし、その通りになることが甘えることだと思い込む

・相手を批判して、思った通りに相手を操作して満足する

これらは代表的な行為です。


愛情飢餓をたっぷり持っている人ほど、

相手を引き留めておくために操作をします。

また強い愛着対象(理想の母性や父性を匂わせる人)であればあるほど、

甘える領域を確保するために、

支配はエスカレートします。


甘え損ねから生まれた君主論って、ちょっと残念なものなのです。

甘える領域を確保するために君主となるってね、

内面の精神年齢が幼ければ簡単に「ナルシスト・マキャベリスト」に向かうのよ。

それでモラハラと何ら変わりないことになるのです。


人間の心に備わっている仕組みと思って見てください。

誰もが起こしやすいすり替えだと思って欲しい。

あえてこのような意味づけすると、

やってしまっていた自分を許しやすいじゃないですか。

パソコンで言うOSよ。


だから知的活動を活性化させてこれからは一旦停止し、

別行動に変換させることが大切です。

甘え損ねのメカニズムを理解して、認知の向上に努めましょう。

精神的な理解で自分を客観視し、

肯定した後に向上を心がけるよう訓練してください。


忘れないでください。

愛情豊かな親のもと、

本来人は子ども時代に甘える中で、

他者への絆と自尊心をゆっくり作り、

ついで自己愛と自己意思の決定を楽しんで持ちます。


もし貴方が甘え損ねのメカニズムを持っている大人なら、

自分が丸っと包み込む親心を作って持ちましょう。

自分のご機嫌は自分で取ること。

自由時間をもってみましょう。

一人の時間を沢山楽しむことは甘えさせていること。

温かい受容の感覚の中で、

徐々に成長し自信をつけましょう。

OSに仕組まれている三つの人格を統合しますよ。


意見の不一致に敏感に反応して、

イライラしないようにしましょう。

甘え損ねから来ているんだと自覚します。

意見の不一致にイライラしなくなったらそれは、

自分がすごーく成長したことになりますね。


心の中身が欲情から愛情へと変わりつつあるんだなと、

思ってみたらいいと思います。


核家族化が進み、、

キチンと早く成長することがもてはやされた中で、

とても大切なことをおざなりにして、

養育されていたりします。

是非この機会に、厳格・冷酷タイプのようなやり方ではない交流を、

試みてはいかがでしょうか(*'ω'*)








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