2019年4月18日木曜日

純真さを守るために覚えた反抗①(愛着の問題)

青春期心性を長々とやってます。

次は非行のケースを取り上げます。

月末までかけてます。

現在大人になっている人は、

「怒りの未学習」を念頭に置いて読んでいってください。

怒りやすい、

キレやすい、

イライラしやすい人、

該当することが多いと思います。

その際はメンタルヘルスを考えてください。


これを説明するには、

愛着の問題を先にあげておこうかと思います。

子どもの時分から暴力に訴えやすいタイプと、

最初は従順だったのに、

暴力に訴えるようになったタイプと分かれると思いますので。


反抗をしたくなる条件に先に触れていくほうが、

両者を理解しやすいかなと思います。


子どもの素質の問題だとする傾向にメスを入れたい。

子どもが勝手に反抗を持ち出していると、

思っている人のほうが多いから。

誤解を解いて向き合って欲しいと思っています。


子どもたちの心にあった寂しさ。

触れてくれる人がいない悲しみ。

愛情を与えてもらえない悔しさ。

それが強い訴えの原因になってます。


純真さを守るために覚えた反抗も多いのです。


多少とも愛着障害について知識があるものなら、

愛着の混乱型や懲罰型の傾向には、

養育環境が関わっていることを知ってます。


幼児期にすでにその傾向が出ています。

保育園や幼稚園の先生は、

子どもの行動から、

その傾向が出ているのに気づきます。


養育者を観察すると、

気分変調型がみられたり、

うつ病や躁鬱症状や境界性パーソナリテイ傾向がみられます。

親が病弱であったりすると、

子育てよりも自分の身体のことに気が囚われて、

なかなか愛情を注ぐことが出来なくなります。

そういったことを背景に母子間が悪化し、

愛情不足となっています。


子どもは気分が不安定になり、

不平不満が現れ癇癪を起したり、

天邪鬼や拗ねるなどの行動が目立ち始め、

物をなげたり奪ったりと、

落ち着くことをまるで忘れたようになります。


不適切な養育を受けて育った子に、

よくみられる行為なんですね。


非行や暴力行為といった問題行動の背景に、

乳幼児期に深刻な愛情不足を味わっていることが多いです。


親御さんから子どものご相談を受けたとき、

乳幼児期にまで遡って、

子どもが必要とした欲求に対して、

別のことに気を囚われていたり、

育児に没頭することが出来ず不安ばかりであったり、

病気だったりして、

育児がしにくい印象はありませんでしたかとお訪ねすると、

やはり該当することが多いです。


母乳の吸いつきが悪いとかがあったり、

兄弟が生まれて赤ちゃん返りがひどかったり。

ちょっと大きくなると、

馬が合わないとか気が合わないとかで、

済ませていることが多いんですね。


養育者も甘え損ねで問題を沢山持っていて、

精神的に不安定な中で出産育児をしています。


そうした子どもは、

親の気分の変動を予測する能力が著しく高くなります。

変動しやすい親に対して、

対処法をドンドン開発していきます。


しかしそれでも対処が出来ない時が来る。

青天の霹靂ともヘリケーンとも言える経験。

予測不能な親の行動が心的に有害となり、

その後大人が手を焼く問題行動を、

次から次へとやっていくようになります。


発達障害と勘違いされることもあるため、

つい子どもの問題と片づけがちですが、

お話を広げていくことで別の糸口が見つかることがあります。


続きは明日。









☆ゴールデンウィークのお知らせ☆

4/29、5/6月曜日は営業しております。

お車でお越しの方は、駐車場が混雑しますので、

近隣のコインパーキングをご確認の上、

お越しくださいませ。

・GWのうちに身も心もデトックスしたい方、

・メンタルヘルスも忘れて、ただリラックス&デトックスをしたい方、

・海辺の散策ついでに(海岸は人気で人多いけど)ご褒美の方

お休みの時間をあなたらしく使ってみませんか。

ご予約お待ちしております!





湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki
☆電話カウンセリング専用ダイヤル開設 0467-**-**** 受付START☆
メンバーズ様限定・電話心理カウンセリング対応可
ラブアディクション専用電話心理カウンセリングSTART(非会員様受付可)
https://www.ryohanamizuki.com/
自然療法の宝物☆アーユルヴェティックライフ♡ブログも不定期更新中
https://www.ryohanamizuki.com/blank-2