2019年4月25日木曜日

破壊することで存在価値を持ちなおす



4/22ブログ「ヒステリック」の補足を、

今日のアーユルヴェティックライフブログのほうに、

ちょっぴり載せてます。

お時間あったらお立ち寄りください(*'ω'*)


破壊や暴力行為によって、

自分自身の存在価値を持ちなおそうとする人がいます。


規範を守らせようと、

教育熱心に関わってきた親御さんにとっては、

予想外に感じるだろうと思います。


生真面目だった人や、

そのような手段が頭に浮かばなかった人にとっては、

子の反抗が理解不能であることはもっともです。


大事なのはわかろうとすることではないでしょうか。


自分は反抗してこなかったから、みんなもそうでしょ。

の考えほど傲慢なものはありません。(同一だから)

これが的外れな子育てに値します。

親子関係を混乱させていく原因です。


自分を苦しめた慣習を破壊することが、

自己を救う唯一の手段だと囚われて行動が始まってます。


それだけご本人の心象世界は切羽詰まった状態。

繰り返すと精神が急激に、

破たんに向かっていることに気づかなくなっていきます。


生きづらさを抱えると人間の中に現れる希死念慮。

第一段階は「死にたい」。

第二段階はそれが無理なので「殺してほしい」。

第三段階はそれも無理なので「殺したい」。


反抗もそれに似た段階を踏むように思います。

こどもに対する親の敵対的な態度や懲罰的な態度に、

何とかしたいけれど、

それが無理だから、

攻撃に打って出てみる。

もう出るしかない。


暴力や非行は、

無自覚の依存症に随伴していますが、

気づける余地がありません。

そうやって視て向き合っていくと、

受け止めやすく理解が深まります。


子ども側の言い分は、

高圧的な態度には高圧的な態度で対抗するしかなかった。

なんです。


それはまさに、

目には目を歯には歯をです。


親と子で随分と解釈がずれた理由は、

一体なんでしょうか。


ずばり、暴力の認識違いですね。


親たちは、肉体的暴力や体罰が暴力だと思っています。

しかし子どもたちは、

それだけでなく心理的や精神的苦痛も暴力だと訴えています。


愛情不足、

甘え損ね、

境界線をなぎ倒した同一化、

先入観による過干渉、

裁き過ぎ、

出来栄えばかりを気にする、

同情の強要、

強迫、

親の依存と支配。

大人の見本にならない行動。

これらについても訴えていたんです。

ここを見落としてはいけません。


度が過ぎたり、

長期化していたら心理的・精神的虐待に値します。

ここが長年社会で見落とされてきた部分なんです。


筋だってお話をすると、

親御さんたちも理解してくださってますけどね。





暴力や反抗に訴え出るとき、

頭の中で何が起こっているのでしょうか。


もともと従っていたものたちを、

無価値とすることで、

自己の存在価値がまず上昇しますよね。


・規範への欺きで生じる興奮と快感

・自分を苦しめた世界が崩壊する快感

・弱者の自分から解き放たれる錯覚

・自由を得るようにさえ感じる錯覚

・強者のかのごとく人格を持っている錯覚

束縛から解放され、

新しい世界に解き放たれるように感じるが起こってます。

下剋上。

勝者に似た感覚です。


それから忘れてはいけないのが、

嘘にならんで盗み。

盗みは、

愛情不足から起こっている満たされない思いを、

なんとか誰かから搾取することで空虚を満たす行為です。

だから癖になってしまうんです。


愛情を与えてくれるはずの親が、

子どもに依存的や支配的な行動を繰り返し、

心を満たす場を奪ってきていた場合、

盗みは埋め合わせや取り返す目的があります。

嘘に嘘を重ねていき、

嘘の陰でかのごとくの人格をもって暮らす羽目になります。

小さなつまずきによって人格の維持が危険に晒されると、

急激に精神構造が破たんし、

暴力的に打って出る行為が起きてしまいます。


ハッキリと教示する必要なことって、

子育てではたくさんありますでしょ。

ただし、

そこに愛情関係が成立しているから良薬なんですね。


強い反抗や非行問題が起きたときは、

親子関係に及んでる認識のズレを、

ちゃんと変更する必要があります。

一方通行から双方の交流へと、

変わることが前提です。


愛がたとえあったとしても、

愛を伝える表現が伴っていなければ、

親子だって誤解が生じるものだと、

もう一度考え直してください。


そうした交流の中で徐々に、

子どもが逸脱している問題について取り組むことが可能になります。


根本原因を見つけるために話を良く聞いて、

受け止めてあげて欲しいと思います。

どこに問題があったのか。

何から始まったのかをおざなりにしてはいけません。


更生、再誕生。

とても根気が必要で難しい題材ではあります。

ただ、

闇の中から這い上がって来た子どもたちも、

実際にいることを知っておいてください。


ずっと青春期心性を引きずってしまった中高年の人は、

イラつきの原因が、

記憶だけの場合があります。


思い掛けない誰かの行為が、

人の心を傷つけます。

けれど、

傷は過去のもの。

傷によって自分の未来まで縛る必要はないはずです。


痛い記憶から作られた、

自分を守るための自己陶酔、

傷つかないための策略、

優位に立つための自己主張、

の三点を外してみませんか。


自己を中心に物事を動かそうと思っても、

叶わずに人を傷つけていくことのほうが多いもの。


未来をもっと明るいものとするためにも、

心の傷と向き合って再統合してあげて欲しい。


今のあなたなら、

あなたが想っている以上に、

過去に縛られないあなたをつくれるはずです。







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