裁くのは、裁く側にとって楽チンなんです。
一つの考えに従ってもらえればいいだけだから。
○○しなさい。
あなたのためを思って○○だと言っているのよ。
この言葉で操って、
主の自己主張に黙って従ってくれれば、
主張する側にとっては楽チンなんです。
時短出来ます。
とても合理的な手段となります。
一つの約束事に従ってもらうとき、
親は子に同一化を狙っています。
二つの人間の間には境界線は引かれていません。
無いです。
家庭内で親が子を裁き続けた場合、
子の意見が発生することを取り上げた行為になります。
子の尊厳を奪った行為なので暴力なんです。
子どものためだと言うならば、
子がどのように考えているのかを開示させ、
受け止めた後に、
その意見ともう一つプラスアルファで、
団体のときは○○の意見を持っていると、
違った経験も出来るよと、
教えてあげれば知恵が二つあることになります。
最初の意見を開示したときに受け止めてもらった子は、
自分自身が存在していて良い感覚が生まれ、
存在的アイデンティティーが確立していきます。
これがいきなり裁くより受け止めるほうが良い利点。
人としてそこに生まれ、
そこに素のまま在ることを良しとされる感覚を、
獲得したことになります。
さらに、
意見を人に押し付けない個人の主義と、
集団規範の意義を上手に使い分けて、
自由に社会参加できる知恵を持つことになります。
子どものうちから家庭内で話をするたびに、
知恵を二つ以上手に入れられるわけですから。
子どもにとっての利は必然です。
上記のような信頼で子を育てた場合と、
家族が別意見を持ったらバラバラになると心配した子育てとでは、
大きな差が生まれます。
心配で子を都度裁き、
親側の約束事や意見や価値を押した場合は、
子どもの存在的アイデンティティーは育ちません。
子が自分の感じ方や考え方を出す
↓
裁かれる = 消される
↓
個人の存在を許されない
↓
親の意見のみを正解とする
↓
子が従わない
↓
監理・監視・拘束・命令の強化
↓
子は常に個人の存在を許されない
↓
子は自身の存在価値と尊厳を失い虚無感に襲われる
↓
絶望
↓
奴隷化
ところが親はこれを良い子と認識している、、、
親の誤った見識が子の命を奪いかねない。
存在的アイデンティティーがなく、
自分の意見をつくることも許されない生き方が幸せでしょうか。
アイデンティティー脆弱につながり、
社会で苦悩し、
精神疾患者の増加を招いていることを知ってください。
親に限定せず、
裁きをする人たちの思考癖を掘り下げていきましょう。
裁く側の価値基準(個人の偏狭な常識観です)
出来る / 出来ない
上 / 下
正 / 誤
優 / 劣
合 / 否
で人を見ているだけ。
寂しい心です。
モノクロですね。
これは恐ろしい差別化を自動的に持たせています。
A人格≪出来る・上・正・優・合≫
出来る・上目線・自分は絶対正しい・人よりも優っているアイデンティティー・合格
自意識過剰を作っていきます。
しかし、
一つでも出来ないことを発見すると、
B人格≪出来ない・下・誤・劣・否≫
出来ない・見下され・ダメな人間・人よりも劣っているアイデンティティー・否定
自意識過剰が目線恐怖症にすぐに反転して、
他人の目が自分に向いていると過剰に思い込み、
被害者意識を持ちだします。
一事が万事に想えます。
小さなことでさえ被害妄想や絶望感にすぐつながり、
自己の存在価値を生み出せず、
希死念慮が頭に生まれやすいのです。
存在的アイデンティティーが獲得されておりませんので、
すぐに出来てるはずアイデンティティーに入れ替え(A人格)、
非現実に縋らなければ生きてはいけません。
早急解決が人格分裂に拍車をかけます。
この精神構造を持っていたならば、
社会に出たら必死にエネルギー全開で頑張って、(←A人格ね)
ヘトヘトに疲れて、
家庭に甘える場所を求めていきます。
子どもまで裁き続けて安住しようとします。
家族に指摘され窮地に立たされると、
被害者意識をすぐに持ち出し(B人格)、
相手の価値を否定するような、
悪いところ探しを始めて安心していきます。
悪口は裁き。
団欒になると人を見下し、無価値化する言語が絶えない人は、
相手を裁いてA人格になって自己を救っているのね(>_<)
子や他人を裁いて存在価値を持ちなおす癖って悲劇です。
親が目の前でやってたことを、
子はスポンジのように吸収し、
社会の至る所で同じようにやっていきます。
外面上おとなしいとかではありません。
それは心理で視ると関係ありません。
中身が重要。
コンプレックスが強く残っている人や、
プライドの高い人のほうが、
無自覚にモラハラをやってしまうのは、
ブログのような人格形成がなされてきたからなのね。
裁く思考癖を捨てて、
ゼロ・リスタートしましょ(^^ゞ
モノクロの心から、
カラー心へと親子揃って向かって欲しいと思います。
裁くより子どもの気持ちを受け止めるところからやっていきましょう。
長くに裁き続けてしまった場合は、
裁くのをやめる時間を多分に持っていくことでしょうね。
それだけでも違ってきますよ。
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