2019年4月10日水曜日

裁きと同情と境界性の関係について②(妄想の中に生きる)

お待たせしました。

3/26ブログの続編でもあります。

執着心と過剰な見立て(妄想)の解説ね。

良かったら読んでみてください。


親から同一化を迫られてきた子どもの中に、

身についてしまっている同一化。


気が利くことこそ可愛がられる術。

痒い所に手が届くのが喜ばれる術。

口に出さずして、

相手の行為がわかるようになっているのが素晴らしい人間。


こんな習慣を持ってます。


今日はこれを掘り下げます。

彼らがすぐにやってしまうのは、

「きっと○○って思っているだろうなぁ」との想像です。

先入観ですね。


速攻できます。

そして、

その先入観を事実と思い込んで、

どんどん行動をつなげていきます。


相手からそれがどのように映っているのかを、

先入観を習慣化している人は知らないことが多いもの。

彼らは誤解が生まれていることに気づいていません。


ちょっと光景を想像してみてくださいね。

(例)AさんとBさんはとある趣味のサークルで同席します。

AさんはBさんを見て、コーヒーが飲みたいんだろうなぁと想います。

Aさんが差し出したコーヒーに、Bさんは気が利くなぁと喜びました。

Aさんは自分の勘が当たっって、良かった嬉しいなぁと思っています。

AさんはBさんと仲良くなれたと思っています。


あるときAさんがBさんを見て、

○○が欲しいって思っているんだろうなぁと想います。

いつもの通りにAさんは、Bさんに○○を持っていきます。

しかし、この日Bさんは???????とリアクションをします。

つれなく映るBさんにAさんは焦ります。

なんでっ💢せっかくやったのにと。


Bさんは気にしてませんが、Aさんは気にしてます。


Aさんはさらに、Bさんはきっと△△って思っているだろうなぁと想って、

Bさんに今度こそはと思ってアクションを起こします。

またここでもBさんは???????とリアクションをします。


とまぁこんな感じで、

子どもの頃から先入観がすぐ生まれ、

相手はきっと○○だと思っているんだろうなと想って、

行動するAさんのような人は、

事実の相手を全く理解することなく、

事実だと思って行動しているのですね。


ブログをお読みの方は、

Aさんは一人妄想の中に生きているのに気づけましたか!?


AさんはBさんの極一部の情報を捕まえて、

『Bさんはきっとこういう人』ってラベリングをしてた世界にいます。


Bさんから見ると、

Aさんはひとり相撲やひとり空回り状態に映ってます。

「何やってンだろうか・・・」なのね。

だって生身のBさんはAさんの想像とは全然違うからなの。


Aはコーヒー、Bはミネラルウオーターだった。

Aはフレンチ、Bは和食だった。

Aはケーキ、Bはおせんべいだった。

Aはお家ディナー、Bは外ディナーだった。

空想のA像と、生身のB像は別人。


この状態が続くとAさんタイプの人は、

仲が良くなっていると思っているがゆえに、

いきなり憤慨や逆上。猛攻撃をしてきます。


それはまるで、

すべてBさんが悪いことをしたか、

刃向かっているかのようにです。

「どうしてこちらの気持ちをわかろうとしないのッ💢

私(僕)はこんなにも、あなたのことをわかろうとしているのにッ💢」と、

不愉快を訴えてきます。


Bさんは、

Aさんは何をわけのわからないことを言っているのでしょうか!?と思います。

Aさんの噛みつきようは、

まるで何一つ自分は間違っていないとばかりの裁きオンパレードです。


よくあるシチュエーションでございます"(-""-)"



Aさんのような行動をしていく人って、

育ての親に違ったことをするとすぐ裁かれるので、

親の意見に従うような習慣があり、

つい人を追いかけて、

同一で考えてしまう癖をもっているのです。


相手がどのような考えの人なのかを、

見る余裕があるようでないのね。


思考の構造を別表現にするとしたら、

Aさんはバッチリ紐で縛った二人三脚が常識。

カプセル化が主。同情の交流が最も安心。

Bさんはお互いに独立独歩が常識。

お互いの歩調は違っていても大丈夫。

適切な距離を置いた愛情の交流が普通。


専門的に深く掘り下げていくと、

Aさんは、基本的不信感だから、ベタッじゃないとすぐ不安。癒着してたい。

Bさんは、基本的信頼感だから、境界線を引いて個人を尊重するのは普通。


この差はとても大きいですね。


Aさんにとっては、

Bさんの考え方は、

自分(A)を置いてきぼりにする冷たい人になっているために、

Bを裁いていきます。


Aさんは育ての親と瓜二つな行動になっています。


Aさんのような人は、

意を決して、

気が利くいい人をやめてみるのよ。


Bさんの事実を確認しながら、

それに対して必要があれば応じることにしてみてください。

それがBさんとともに現実を生きることになり、

Aさんは見立てばかりの妄想から脱出した生き方になります。



わからなかったらサロンでお待ちしております(*'ω'*)








湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki
☆電話カウンセリング専用ダイヤル開設 0467-**-**** 受付START☆
メンバーズ様限定・電話心理カウンセリング対応可
ラブアディクション専用電話心理カウンセリングSTART(非会員様受付可)
https://www.ryohanamizuki.com/
自然療法の宝物☆アーユルヴェティックライフ♡ブログも不定期更新中
https://www.ryohanamizuki.com/blank-2