2019年5月20日月曜日

自己陶酔への傾向は破るより利用する


自己陶酔。

ナルチシズム。

いけないことなのでしょうか!?


まったく自分を好きになれないよりいいと想ってみてください。

自己卑下を繰り返すより、

自分自身を好きだと言えるほういい。

少なからず肯定しています。



ただ大事な所は、

自己誇大の肥大化状態を現実の自分だと思い込み、

等身大の自分を受け容れ難く思ってのことなら、

不良サインです。


加減を知らず肥大化が増幅して定着していくと、

自己愛性人格障害に向かっていきます。

去年の前半のブログで、

「異常にプライドが高く、攻撃的で、人に迷惑をかける人」のような、

暴走行為をあちらこちらでやってしまうようになります。

躁的防衛に打って出て、

抑うつ的にならないようにしているのね。

大きく魅せれば大丈夫的なこういう仕組みは、

人間臭さでしょうね。



自己を誠実に愛するなら、

「自己陶酔」とは何かを理解して、

上手に利用するなら良好サイン。



私がこういったケースに直面したとき、

よく気にすることは、

「理想の高さ」の部分です。


理想の高さゆえにその人なりの正義があり、

その正義によって、

自他を裁いているケースが多いのよね。


理想こそ正しい。

これが原因になって、

葛藤や苦悩や傷つきを起こしていきます。


その部分を庇護するために、

過剰な自己陶酔が必要になっていくと、

考えています。

負のスパイラルに入り込むのよね。


自己愛が過剰に至って自己陶酔している場合、

ちょっとしたことで傷ついたり攻撃されたと思い込んでは、

突発的に暴動を起こします。

かえって判断を誤り、窮地に立たされています。


自己陶酔している人物をどうのこうの言うよりも、

こうした状況を起こしたいのか。

陶酔が必要になる動機は何かに着目しています。


説明をしただけで、

ご本人の意思で加減の判断をしています。


理想の高さゆえに、

それに届かないでいる自分が許せず悔しくてたまらない。

そんな自分を許せないから、

精一杯に背伸びして、

それであろうとする気持ちって、

愛くるしい姿だと思えませんか。


それなら手が届くように、

最終ゴールの前に、

ちょっと小さなゴールを設定し直してみたらどうかなと提案します。


だってそれに向かっていけたら素敵でしょ。

自己崩壊させる無理がないし、

現実原則に則ってますし筋が通ってますでしょ。


自己を愛するやり方をスキルアップしたほうが、

利得いっぱいだし、

人間の習性もついでに学べるじゃないですか(^^♪


青春期なら特に。

人生はまだまだ長い。

自己をたっぷり愛して自分らしい生き方をして欲しいから、

自己陶酔は破ることなく利用することだと思っています。


一時的でも自己陶酔しちゃっている自分を、

てへへッ♬て笑って受容するようになれれば、

それだけで良好サインです。


未来に向かって一歩ずつ近づいていけばいいだけだよと、

諭してあげるといい。


自己肯定感・基本的信頼感⇔自尊感情・誠実な自己愛

相関関係を学んで調整していければ、

人生はとても豊かです。












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