自己陶酔。
ナルチシズム。
いけないことなのでしょうか!?
まったく自分を好きになれないよりいいと想ってみてください。
自己卑下を繰り返すより、
自分自身を好きだと言えるほういい。
少なからず肯定しています。
ただ大事な所は、
自己誇大の肥大化状態を現実の自分だと思い込み、
等身大の自分を受け容れ難く思ってのことなら、
不良サインです。
加減を知らず肥大化が増幅して定着していくと、
自己愛性人格障害に向かっていきます。
去年の前半のブログで、
「異常にプライドが高く、攻撃的で、人に迷惑をかける人」のような、
暴走行為をあちらこちらでやってしまうようになります。
躁的防衛に打って出て、
抑うつ的にならないようにしているのね。
大きく魅せれば大丈夫的なこういう仕組みは、
人間臭さでしょうね。
自己を誠実に愛するなら、
「自己陶酔」とは何かを理解して、
上手に利用するなら良好サイン。
私がこういったケースに直面したとき、
よく気にすることは、
「理想の高さ」の部分です。
理想の高さゆえにその人なりの正義があり、
その正義によって、
自他を裁いているケースが多いのよね。
理想こそ正しい。
これが原因になって、
葛藤や苦悩や傷つきを起こしていきます。
その部分を庇護するために、
過剰な自己陶酔が必要になっていくと、
考えています。
負のスパイラルに入り込むのよね。
自己愛が過剰に至って自己陶酔している場合、
ちょっとしたことで傷ついたり攻撃されたと思い込んでは、
突発的に暴動を起こします。
かえって判断を誤り、窮地に立たされています。
自己陶酔している人物をどうのこうの言うよりも、
こうした状況を起こしたいのか。
陶酔が必要になる動機は何かに着目しています。
説明をしただけで、
ご本人の意思で加減の判断をしています。
理想の高さゆえに、
それに届かないでいる自分が許せず悔しくてたまらない。
そんな自分を許せないから、
精一杯に背伸びして、
それであろうとする気持ちって、
愛くるしい姿だと思えませんか。
それなら手が届くように、
最終ゴールの前に、
ちょっと小さなゴールを設定し直してみたらどうかなと提案します。
だってそれに向かっていけたら素敵でしょ。
自己崩壊させる無理がないし、
現実原則に則ってますし筋が通ってますでしょ。
自己を愛するやり方をスキルアップしたほうが、
利得いっぱいだし、
人間の習性もついでに学べるじゃないですか(^^♪
青春期なら特に。
人生はまだまだ長い。
自己をたっぷり愛して自分らしい生き方をして欲しいから、
自己陶酔は破ることなく利用することだと思っています。
一時的でも自己陶酔しちゃっている自分を、
てへへッ♬て笑って受容するようになれれば、
それだけで良好サインです。
未来に向かって一歩ずつ近づいていけばいいだけだよと、
諭してあげるといい。
自己肯定感・基本的信頼感⇔自尊感情・誠実な自己愛
相関関係を学んで調整していければ、
人生はとても豊かです。
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