2019年5月23日木曜日

友人関係に不健全さはあらわれる

交際関係に自分が映ります。


心理発達でみるとこの友人関係は、

とても面白い仕組みをしています。


多くに自分自身を相手に投影していますから。


自分自身のイイと想っているところを相手に投げ入れて、

同等に相手から愛され必要とされると、

自我の一面を容認したことになるのね。


不得意とした部分も一緒に共有してくれてくれると、より安心ですね。

友人より自分に愛着を持っている。

人間ってオモシロイわね。

これで一つ自己アイデンティティーを獲得したことになります。


学生時分。

よく休み時間にトイレも一緒に行くとかってあるじゃないですか。

あれ。


親という愛着対象から徐々に離れる際に、

友人を利用しているのよね。


だから、

成育歴を見直したときに、

幼馴染や親友も含め、

心の中身を開示し、

共に大事にし合った人が要所にあった人は、

自他が認める現実的な自我を持ちやすいと言われてます。


仲間に悩みを打ち明けたり打ち明けられたり、

お互いに援助をし合った経験があるほうがいい。

こちらは良好サイン。



一方、

それがないと孤立無援ですよね。

自我の確立が難しくなります。

手応えがないから空想的になりやすいんですね。


それから生活史を想い返してみて、

家庭では親の望む子どもを演じている傾向で、

外では違うとか。

その逆とか。


どっちつかずな状態なので、

こちらでも現実吟味が湧きません。


こうしたあいまいで不安定な状況下に居ると、

先月後半にブログでご紹介した困った人たちと、

接点を取りたくなるのです。


・刺激的

・手応えを感じるもの

・親の価値とは違ったもの


自分に自信がないとか自己評価が低いと、

自尊感情がくすぐられるようなものに惹かれるのです。

それが心の仕組み。


あなたが今つき合っている人たちはどんな人ですか!?

あなた自身が投影されていると思ってみてください。

ちょっと面白い気づきがあるかもしれませんよ。



また、非行のケースは専門家がみると、

問題児だとされた子ども自身ではなくて、

その子が抱え込まされた背景に目が向きます。


不健全な友人関係へのなだれ込みは、

家族の歪みがその子に集まってしまっていて、

スケープゴート(生贄)にされていることが、

原因だったりするんです。


たとえ悪友でもご本人の一面を投影しているわけです。


その友達に何を求めているのか。

その友達のどこに安心するのか。

本当に訴えたいと思っていることは何か。

言葉にできていない思いは何か。


その子の抱えている内面の欲求に目を向けて話を展開するほうが、

更生に向きやすいです。


こうしたケースは保護者にも責任があります。

環境面から立て直しを考えていく必要があります。


目上の者に言い返せなくて悔しかったこと、

言葉にできなかったことを、

心の扉を開いて話してみる機会を作ってください。


誰にも言わずに一人耐えて抱えたのは、

あなたの優しさだろうと思います。

それは同時に強さでもあり、

あなたを支えた確かな力でもあります。

その力の使い道を改めて考えて欲しいと思います。













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