※お読みいただいている皆様へ※
現代社会で代表的なケースを公開していこうと思います。
なぜ多くの人が該当してしまうのでしょうか。
それは人間の習性でもあるからです。
『どのような条件下にいると、人は発症しやすいのか』
『育成とはどういうことなのか!?』
その目線でお読みいただきたいと思っています。
ケースの取り上げは今日で最後よ～～
≪幼児返りをすることで現実を回避するケース≫
今日のケースは、
強い不安感に襲われて、
前進することが恐怖になって、
耐えかねて、
著しい退行症状を起こしてしまうもの。
八つ当たりなどの攻撃を使って行動するのではなくて、
依存する対象物を幼児期に求めていくケース。
・赤ちゃん返り
・幼児返り
子どもが臨むようなごっこ遊びや、
漫画やアニメやゲームの中へと引きこもって、
本業から逸脱していってしまう症状が、
至る所で現れます。
あれっと思う人がいるかもしれません。
現代社会の中では、
これに似た症状を持っている大人の人が多いから。
どこで見分けるのですか!?と思うかもしれません。
自己を癒し支え、
社会活動への活力を取り戻す場としてる状態は良好サイン。
でどうでしょうか。
趣味娯楽の一つとしてこの症状を持っていても、
本業をしっかりと熟しているならば、
度外視されているのが現代社会の現状です。
芸は身を助けるって言葉があるくらい。
マニアックな世界で活躍して、
富を得ている人も居ます。
自己陶酔や引きこもりを強めている状態は不良サイン。
青春期心性にみるこのケースは、
本業から逸脱し、
社会性からドンドン遠ざかって、
自閉的世界に留まり、
今までの成長過程そのものを放棄する感じです。
この幼児返りのケースでは、
喃語や幼児期の行動で表してきます。
ごっこ遊び。
幼児さながらという言葉通りになります。
子どもの頃に気に入っていたアニメなどに、
急に返り咲きのように夢中になったり。
他のことが目に入らず、
なぜこの時期に!?と、近親者はその異変に気づきます。
でも裁かないで落ち着いて受け止めてください。
甘えたい思いを表現していますから。
今まで優等生だったり、
しっかり者だったりした場合は、
親御さんはもうビックリです。
でも驚きはちょっと脇に置いて、
抱っこやスキンシップや添い寝を希望することもありますので、
甘えたい思いを汲んで、
一旦そのまま受け止めてあげてください。
育児で『赤ちゃん返り』って言葉があります。
下の子が生まれ親の関心が赤ちゃんに集中してしまい、
上の子が寂しさを訴えるために、
自分も赤ちゃんのようになれば、
きっと関心を寄せて貰えると考えるんですね。
これと似ています。
不安や恐怖がいっぱい噴出してきて、
擁護してもらいたい思いが幼児退行の症状をさせてます。
あの頃に帰りたい。
守ってもらいたい。
そう願っていますので、
育て直し期間を要するんだと想っってしまったほうが、
双方にとって負荷が少ないです。
たとえば、
人形・ぬいぐるみ遊び。
人形やぬいぐるみに自分の心を投影しています。
ほかには飼い犬や猫などに、
内在する意思や感情を投影して解消していることも。
言動に着目してみてください。
この幼児退行の症状は、
順当に成長している子どもにも起きます。
家族関係が良好で、
両親も子どもも愛着の安定型であってもです。
安定型の人のほうが立ちはだかる壁が、
現実以上にショッキングに映ることがあるんです。
とても皮肉なことでもありますが、
子どもの頃から過酷な環境下に置かれ、
毎度自分で壁に対するスキルを開発してきている子どもにとっては、
こんなことぐらい・またかぐらいのことに映ってたりします。
一直線にすすむより、
三歩すすんで二歩さがる。
そんな気持ちをもってみることをおススメします。
どんな時も、
裁くより受け止めて、一旦思いを晒させてあげるといい。
まず気持ちを汲んでから、
次にリカバリーの案を考えて実行する。
傾聴 → 内観 → 分析 → 実行
の順にやってみてね(*^^)v
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