次行きます。
自分の欲求を適切に伝えられないという問題。
出てきましたね。
共依存者の苦手な部分です。
覚えていますか?
心理発達論のなかで幼児期に必要な課題のお話。
生理的欲求の発露と怒りの扱い方。
自分がどのようなときに欲求不満になっているのか、
それをどのように周りの人に伝えていくか、
双方のために欲求の加減や調整をしていけるか、
という基礎があってのことです。
その課題を乗り越えていないと、
抑圧をして欲求そのものをなかったように振る舞ったり、
相手にただ怒りをぶつけて行わせたり、
あるいは、
黙っていても与えられて当然と考えるようになっていきます。
総合して、伝え方が育っていないという課題です。
例えば、
『言えない』という処理をしていませんか?
これ自体が共依存病理を示す問題です。
これは、
そもそも『ここでは言ってはいけない』を選択している自分を守るために、
他に責任があるかのように仕向けている言葉です。
本当の欲求を言ったら怒られてしまうとか、
嫌われてしまうとか、
きっと受け入れられないだろうという想像があって、
自ら口を開いて欲求を伝えないという事態を選んだものです。
そのフラストレーションごと、
相手に気づいてもらって、
何とかしてもらおうとする欲望を持っていきます。
違いますか?
この事情は、
自分で理解して乗り越えていかないと、
残念なことに改善しません。
人は、そこまで介入しないのです。
思い切ってAll OK.のもと、
勇気を持って、
今まで持っていた価値観や世界観を変えてみましょう。
あなたが何をどう感じているのか、
どう思っているのか、
何を必要としているのか。
あなた自身の言葉で外側に理解されやすいように伝えていく労力が、
本来必要なことです。
書き出しや、
手紙スタイルで最初は試してみませんか?
見える化しておくと文章づくりに役立ちますよ。
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