これを言ったら嫌われますか?
こんな感じ方をしたら怒られますか?
どこまでだったら許されるのですか?
という言動が、
共依存やアダルトチルドレンのひとには多い。
これはこうですか?
こうするのがいいですか?
逐一判断を他者に委ねなければ決断が下せません。
本来、
体験を重ねて判断材料を集め、
そのなかから、
自分でその場に相応しい判断を作成する必要があるのですが、
そのこと自体がわからないか、
もしくは異常なほど恐怖を感じています。
因果関係を自分で結べないというのも、
経験不足の心理発達が影響しています。
また、
怒りの生理的感情の扱いを知らない共依存者は、
怒りに対して異常なくらいな恐怖心を持っています。
怒りを出した時点で、
『わたしが怒るのは、相手を愛していないからだ。
怒りを出してはいけない。』と理論づけたり、
逆に、
『相手が怒るってことは、
わたしを心の底から愛していない証拠だ』という理論づけに、
よくなっています。
このように理論づけが極端なのが特徴です。
ほかに、
『わたしが○○しておかなかったから、
あの人が▼▼になってしまったのです。』
という理論づけもあります。
他者が聞くと、この因果関係はものすごい飛躍的で非論理的。
かならず自分が悪かったからだという結論は、
どう考えても不自然です。
知性・理性それぞれの発達の遅れが、
ご本人を混乱に陥らせ、
外に出すくらいならと内に秘め、
自殺を考えるようになるところもあります。
この苦しい理論づけからの解決策は、
自分が原因だったという時も含めて、
当事者以外のひとに事情を振って、
『この場合は、私は悪くないですよね』と、
他者を通した確認をつねに必要とすること。
他者が『悪くないよ』といった時点で、
問題は無くなり、
真摯に向き合わなくなることが多いです。
この理論づけは、家庭の親を通して覚えてきています。
見解に洞察を入れなかったり、
偏狭で一方的なルールの押し付けや、
利害損得で解決するような言論が多い環境で身につけます。
因果関係は、その人の世界観を創り上げている柱。
柱の立て方だけでなく、
その柱は、
一体どうなっているのかまで視野に入れて、
是正するのが一番です。
一時は、
カルチャーショックで混乱するかもしれませんが、
それは一時的なもの。
人生という長期戦で物を見て是正するほうが、
苦悩を避けていける可能性が高くなります。
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