2023年5月29日月曜日

癒着行動に自動的になってしまうのは ネガティブな支配欲の現れ

 

昭和の価値観世代でよく思われていたもの。

忖度。

迎合のスタイル。

癒着関係。


これもう時代遅れになってます。


’要領よく立ち回れる人’、

'賢い人'と、

いわれるようなものではもうなくなっていますよね。


むしろ嫌厭の対象になってます。

これから先は、何を選ぶのか?

生き方が多様化した現代、

わたしたちの生きる道も自己選択&自己責任で、

二極化が進むでしょう。


さて本題。

憑りつかれたように対象者のことを考え、

一緒に居たい、なりたい、触れてたい、結ばれてたい、

どうにかしたい、

愛されたい、大切にされたいと思うのは、

共依存の『核』によるものと認識し直したほうが良さそうです。


先日22日ブログで、

昼夜関係なくメールを送ったり、

公私関係なくメールを送って関わろうとしたり、

相手の都合など構わず、

自分の考えを基に行動する行為を取り上げました。


その行為を、

相手が気持ちよく受け取らなかったという理由で不機嫌になるようなら、

間違いなく支配欲が絡んでします。


ちょっと先取りですが、

この癒着を増幅させるのがご本人のものの捉え方です。

幻想、妄想。

これが作用してものすごい執着心をつくります。


あの人はこういう人で、

本当の二人の関わりはこういうものでしょという幻想・妄想が、

前提にあって支配欲が強く働いています。

(詳しくはもうちょっと待っててね)


これは、

意識することで自制がだんだん効くようになりますから。

自覚して、

忘れずに念頭において行動することがトレーニングです。


癒着行動は、けして好みの問題ではありません。

ましてや、愛情関係の行為ではありません。


機能不全家族についてや、

その家庭出身の人格について、

かれこれ20年以上研究・学習してきていますが、

この癒着行動については、

社会生活の至る所で学習できると思います。


わたし個人としては、

特養施設も題材に欠くことはなかったのですが、

趣味やサークル(ヨガビジネスで実体験してます)に集まる人たちの中に入って、

多くのケースを題材にすることが適いました。

年齢の幅がぐっと広がったのがその要因です。


すぐさま中心人物と仲良くなろうとするあの行為。

パーソナルスペースを簡単に乗り越えて、

早く・深く接点を取ろうとするアレは、

崇拝する者と崇拝していく者の関係に恋い焦がれる幻想が背後で働いていて、

ご本人の共依存心象世界を、

丸ごと外に反映している癒着行動に始まるものです。


あの人は、

わたしより先に気に入られて羨ましい(許せないが本音)と、

妬みまで起こしてます。


こういう内容は、

社交的、好みの問題ではありません。

深層心理にある’人への支配欲’ ’場への支配欲’によるものです。




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