心のメモ帳にようこそ。
このブログが皆様のお役に立てますように。
::::今を見つめ直す 不愉快のもとは何?::::
感情の責任をとる学習を疎かにすると、
今日のようなブログの内容になります。
専門的ですが、
発達心理学でいうところの『母子一体化願望』が残り続けるのは、
そもそも『母子分離の失敗』があるためだと考えられています。
いわゆる現状の行為は過去からのつながりに過ぎません。
延長線上にいるだけ。
心理的に強い恐怖や絶望感を記憶するような体験があって、
分離するのがそもそも怖いと思ってたり、
分離したらひとりでは生きてはいけないという想像を強く働かせたまま信用していると、
自他が同一化する現象に異常な執着を起こします。
これもやはり自発です。
保育園や幼稚園の入り口で、
子どもが親の体にしがみついて泣け叫んだりするあの姿。
後で会える事情だけれど、子どもはそうは想えない。
離れてしまったら死活問題と思ってやっていますよね。
もうひとつは、
夢に見た親子の抱擁体験を再度味わいたくてけして手放そうとはしない。
これとそっくり同様の心理を延長したまま現在というわけです。
現在の暮らしが不調や混乱事情のクライアントたちと過去の話を交わすと、
親が関心を寄せていなかったり、
早く大人になるよう成長を促された経験を持っています。
子ども側の心理でいえば、
まだまだ近づきたいのに近づけない、
嫌がられたり突き放されたりと、
心満たされない飢餓体験が対人嗜癖に結びついたのがわかります。
愛への未練が後遺症としてある現在があります。
たとえあったとしても、
無自覚の依存と分離不安、
母子一体化や親子疑似体験という言葉を、
声掛けに使ってみると徐々に回復に役立ちます。
これだけで相手に対する執着が少し薄れたり、
線引きのチャンスになったり、
「心の錯覚」から解放される行為もありますからやってみてください。
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