2016年10月14日金曜日

安定力と客観視の関係②


バランス、公平さ、責任、優れた識別力。

沢山の不安定になりやすい出来事を体験し、

都度逃げることなく「自己鍛錬」と思って積み重ねた人は、

物事を一面から捉えることをしなくなっていきます。

「見る 観る 視る 診る」力がついているからですね。


それらが反対意見もとりまとめ、優れた洞察力で考慮し、

総合的に捉え、決断をくだしていけるようになっていきます。

その判断は、大抵自己向上と他人のお役に立っていることが多いです。

その決断は、次へのステップアップの一通過点として捉えられていて、

柔軟性を帯びています。そのため、心は自由で豊か。

自己信頼感からの意思決定なので、強靭さも備えています。



その時その時、これが最もふさわしい決断だと選んでいく経験が、

ありのままの自分とはこんな感じだろうと掴ませてくれるのです。

もちろんその中には、まだまだ手を掛けなければいけない自分も居ます。

ですがそれも「大切な自分」であることも理解しています。

人生に自己責任を問う。その力が備わるのです。


自分を良しッと定める意志から始まって、沢山の経験を積み重ねてきて、

自分を知るための明晰さも得るのですね。

大人なら持ちたいもののひとつです。






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