バランス、公平さ、責任、優れた識別力。
沢山の不安定になりやすい出来事を体験し、
都度逃げることなく「自己鍛錬」と思って積み重ねた人は、
物事を一面から捉えることをしなくなっていきます。
「見る 観る 視る 診る」力がついているからですね。
それらが反対意見もとりまとめ、優れた洞察力で考慮し、
総合的に捉え、決断をくだしていけるようになっていきます。
その判断は、大抵自己向上と他人のお役に立っていることが多いです。
その決断は、次へのステップアップの一通過点として捉えられていて、
柔軟性を帯びています。そのため、心は自由で豊か。
自己信頼感からの意思決定なので、強靭さも備えています。
その時その時、これが最もふさわしい決断だと選んでいく経験が、
ありのままの自分とはこんな感じだろうと掴ませてくれるのです。
もちろんその中には、まだまだ手を掛けなければいけない自分も居ます。
ですがそれも「大切な自分」であることも理解しています。
人生に自己責任を問う。その力が備わるのです。
自分を良しッと定める意志から始まって、沢山の経験を積み重ねてきて、
自分を知るための明晰さも得るのですね。
大人なら持ちたいもののひとつです。
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