2016年12月30日金曜日

人の心に必要なモノ




「子どものまま」をずっと選択していること。

子どもなままの自分であることが、心の不安定を作って不幸にしているとしたら、

どうしますか?それでも選択しますか?


心の不安定を作っている原因は、

「愛がちゃんと心に定着していないこと」が原因です。

愛着の形成が不十分なまま、大人になっています。

広汎性で観ると3人に1人の割合と言われています"(-""-)"

いかに多くの人が、自分の心に「自分を見守る存在=愛」を、

定着させていないかが、

この数字を見ると窺えます。



優しくずっと見守ってくれている存在感覚を、

人の心は欲っしているのです。

というかこれが無いと、まともに生きられないと言っても過言じゃないです。

見当たらなくても、まるですぐそばに在るかのごとくの感覚が、

貴方の中に備わっていないということは、

心が「子どものまま」止まっていると言えます。


愛着がなぜ必要なのかをお話しします。

赤子はこの世に生まれたら、誰かの擁護を必要とする弱いイキモノです。

子どもの内は、実在する親が愛そのものと観ています。

その愛から注がれる温かい感情を栄養とします。

その愛情を一心に受けて、物理的に母子分離化をしても大丈夫なようにしていくためなの。

胎児のごとく、一心一体で生きることは出来ない。

だからまるですぐそばに居るかの如くの感覚を持って、

生きていけるようにするために、人には愛着が必要なのです。

「物理的に一人になっても、心理的には孤独とは違うから大丈夫だ感。」

この愛着は、心の自律をスムーズにするために必須アイテムなのです。

心理的な成長を遂げていくための中核と言えると思います。


自立した一人の個として生きられるようにすることが子育てです。

でも、社会全体が「心の仕組み」の認知にまだまだ問題があるので、

愛着の問題の扱われ方が乏しいのが実情です。

家庭という形にとらわれ過ぎてしまって、

大事な中身に対して認識が甘くなってしまったことが、

大人になれない大人の心の増加に加担しています。



だから、心に愛をつくっていきましょう(*^^)v

自分が自分の親になる。

親心役の自分が愛ですよ。

憧れの親役をつくってください。



人間って不思議な生きものですね。