妄想性パーソナリティの傾向に向かう背景に、
愛情飢餓、否認・拒否・見捨てられ体験がある可能性大。
その中に、威厳ある父親の大きな影響を受けていることがあります。
父親 = 権力・権限・支配
その為に自分が支配下にあることが安全であるとの考えが刷り込まれるのです。
つまり、大人になったら権力を持つことに意味があるとなるのです。
また、このタイプの父親の妻は、
時代の風潮を踏まえると、黙って三つ指ついて使えるタイプの女性や、
お手伝いさんタイプになってしまうため、
男尊女卑の考えが刷り込まれる可能性が大。
さらに追い打ちをかけて、このスタイルに妻である母親が隷従する代わりに、
心情が鬱憤だらけになると、心身症を発しやすくなります。
ノイローゼ、気分の変動、二面性、八つ当たり、、、
夫婦間の問題を解決できずに、子どもにまで広げてしまうのです。
子どもは両親の精神安定剤代わりにされやすくなるのね。
すると、子どもに強要されることの中に、
自分たちをより一層高く評価されるための「アクセサリー」になってもらう必要が出てきます。
富裕層の中に愛着の形成が不十分で、
責任を果たすことを避ける「回避性」や、
怒られるようなことはしていない自分の証明をするための、
妄想分裂ポジションから起きる「両価抵抗性」が多いのは、こんな背景があるからです。
それが原因で妄想性パーソナリティ障害になることがあります。
権力に魅了されて、人生は力を求めることだけにあるとなるのです。
勝つことだけが目的となる。
負けることなどあり得ない。プライドが許さない。
金と権力が最高のご馳走となるのは、
人では信用できないからなのですね。
愛情関係より上下関係。
と言うか、愛情を知らないので上下関係しか作れない。
心底に過剰な繊細さと臆病が存在するため、過剰なプライドが必要なのです。
「弱さを見せたら最後だ」なんて時代があったんですよね。
「頑張る」ことが社会文化的観念になったのは、致し方無いのかもしれない、、、、
高度経済成長は、人を思い通りにしたがる異常心理を作ってしまったとも
言えなくはない。
「自己愛時代」と命名している書籍を目にしたことがあります。
それが未熟な自己愛であるならば、問題が増えるのは当たり前ですね。
そんな人生を死を迎えるまで引きずっている方を、
何人も観ています。
認知症になっても、心の感情は原初的なモノなので、
消えることはありません。むしろ表面化します。
愛を知らずに生きて死に向かうことが幸せなのでしょうか。
とても考えさせられるお題だと思いました。
権力より権威。
権威は力ではなく、真意で人を動かしてしまうこと。
その人の有様に共感することが出来るので、ついていきたくなる人。
その人が誰よりも人を信頼していて、
人を赦すことが出来る人だから居心地がいい。愛を感じる。
二つは大きな違いですね。
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