光があるところ影ありだと。
自分にとって都合の良い所は「白」。
自分にとって都合の悪い所は「黒」。
と、とりあえず思って読んでください。
心の仕組みを知らないと、
人は「白いところ」ばかりを探して勝手に認知する。
そして「黒」に異常なほどの嫌悪を感じています。
例えば、
自分を結構完璧だと思ってしまう人、
今日は完全な状態だと思ってしまう人、
出来てるほうだと思う人、
人に文句を言わせない状態だと思っている人、
これは、自分を「白」の状態だと思っているってことなのね。
そのため、自分にとって都合の悪い部分、
予測外の行為、
嫌なところを見つけたとたんに、評価が極端に変わります。
自分の失敗や失態などには、極端な落ち込み。自己卑下。ダメ出し。
他人の場合は、
「あの人、こんな人だと思わなかった」
「自分とは合わない」
「最悪」
などの言葉は代表的。
これって、
真っ白い犬に、黒いブチが現れて、
一気に真っ黒い犬になっちゃったと思って、
過剰反応しているのと同じよね。
または、
真っ白い紙に、墨汁が付いて、
二度ともとには戻れないから捨てるってな感じ。
極端。
これは自分の脳の識別力が、
「部分的思考」「未分化思考」のままなのよ。
全体像を捉える認知能力がとても脆弱で、
統合して物事を見る訓練が出来ていません。
「部分的思考」「未分化思考」とは、
人間の一部の情報で、勝手に認知してしまうことだと。
ちょっと知っただけで、すぐわかったと思うこと。
これは幼児の特徴的思考です。
本来誰でも「いつも白と黒を必ず持っている」。
勝手に命名して「ダルメシアン模様」。
これを習慣化して、心の在り方を改善したほうが生きやすくなります。
また、この幼児的思考を気づかずに大人になって、
この後にブログで公開します「共依存・恋愛依存」の関係者になっている場合があります。
人生を棒に振る暗闇に入って、いつまでたっても平穏が訪れない人にある、
特徴的な思考なのです。
なぜこんな前置きをしたかと申しますと、
自己アイデンティティの形成に大きく影を落とすからなのね。
明日からは、不十分な自己アイデンティティが影響していく、
パーソナリティをお伝えしていきます。
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