2017年4月29日土曜日

管理しておきたい欲求に気づくこと


共依存症とは、

無意識に相手を「無力」であると識別し、

それぞれを必要としあう状態に、踏み留めてしまう力が働きます。

一見世話好きで、保護本能がとても強く見える人。

だけどその行動の裏には、

愛情飢餓、否認・拒否・見捨てられ体験が潜在意識で糸を引いています。

愛着スタイルが不安定で、強迫観念がその人を突き動かしていきます。


掘り下げていきますよ。

共依存症の方の潜在意識は、

①相手に無自覚に「無力」であることをどこかで期待しています。

②自分の「自信の無さ」「劣等感」を隠せる人を求めています。

「助けてあげたいな」

「なぜかこの人と居ると安心する」って思ったなどの、

最初は相手を庇護する回答があります"(-""-)"

話を進めていくと、

最初はとてもラクで楽しい関係だったと言うのよね。

ところがだんだんと思うようにいかなくなったと。


さらに掘り下げていきますよ。

二人の関係が密過ぎて、とても狭窄された関係で成り立っています。

必要とされることを異常に求めて、束縛行動で繋がっていくからなのね。

二人だけの世界を構築することを、無自覚に望んでいるから、

相手が嫌になっていくのよね。

相手に思いが通じなくなったと、被害者立場を訴えてはいますが、

相手をもともと自分の管理下に置いておこうとする潜在意識が働いていることに気づいてない。

必要とさせる行為は、監視している行為です。相手にとってはとても窮屈。

これでは、逃げる役目と、追いかける役目が出来上がります。

必然です。
 
 
・優位な立場を求めての接近で、二人の関係が始まっていること。
 
・優位な立場を維持するために、過剰な管理・監視・支配になっていること。

共依存症の克服には、まずこの二つを認めることから始めます。
 
①自分の心的世界の飢餓感を知らず、相手を介して満足しようとしている自分に気づくこと。
 
②自分の心的世界の奥深くを見落としていて、抑制していなかったことを自覚すること。
 
③相手を管理することをやめ、本人の抑制能力を上げる回復レッスンをすること。
 
これらを心得として持って生活していきます。
 
自分を愛するステップをこなして、一人であっても活き活きすることが最終目標です(*^^)v
 
 
 




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