2017年4月17日月曜日

猜疑心に占領された思考パターン

彼らの心にあるものは、


「裏切られるもの」への過剰と言える恐怖です。


猜疑心。


これが異常に強いです。


「管理・監視・支配」でないと他人との交流が安心できないのです。


愛情を与えてもらえなかったことへの憎悪が、潜在意識で糸を引いています。


それが元手になって、愛情をこの上なく与えくれるかどうか、


物事すべてが、「白か黒か」になります。


一瞬で白、一瞬にして黒です。


ヒトラー思い出すと解りやすいかも。




「愛と憎しみは紙一重」


とは言ったものです。


でもよーく分析するとね、


「愛と欲が紙一重」なのね。


欲が満たされないから憎しみになる。


欲が深い分だけ憎しみはすごい。恨みになっています。


妄想性パーソナリティの中身です。




根拠のない妄想が強く、


裏切りの疑念が強く、


詰問、詰責が激しく、


口論が絶えない。


家庭内暴力。


DV。


モラハラ。


ストーカー行為。




これらの潜在意識には、


繊細すぎる心があります。


一度抱えた緊張が解けたら「理想の人」、相手に過度な親密さを求めていくのね。


熱烈な求愛行動。執拗な求愛行動が起きていきます。


赤ちゃんのような心理状態が潜在意識で働いているのよね。


お腹がすいたらいつでもおっぱいをくれるお母さんが欲しい。


貴方さえいてくれれば何でもできる全知全能な気分になれる「母子一体化」。


それが繰り返されないことへの不満が、


白から黒への極端な妄想思考をうみ、


問題行動へと繋がっていきます。




代表的なものは、


誇大化した異様なプライド。


些細なことで攻撃的。


柔軟さに乏しく、強硬姿勢。


権力闘争で勝つことが重要。


これらはすべて、過剰な繊細さがあるため。


防御壁を持っているから起きていることです。


強烈な執着気質を隠し持ってます。


この妄想性パーソナリティに気づいたなら、


潜在意識で糸を引いている「繊細すぎる心」を認めて、


人を信じるように出直すことが必要になります。


自分もOK 貴方もOKの訓練をしていきましょう。




さて、深刻な妄想性障害に出会ってしまった場合は、


親密になることは極力避けること。


もし、親密な関係に向かっていっていると気づいたなら、


距離をおいていくことです。


早めが大事。


力動でみると「反社会性>妄想性>自己愛性」ですね。


自分のエゴの為に、他者を必ず支配下に置いて納得しようとしていますでしょ。


「歪んだ愛」を渇望。無自覚です。


愛への誤認識。錯覚。盲愛。




経済的援助等は気をつけて避けておくことをおススメします。


彼らは記憶の改ざんの常習者です。


物事の経緯は、彼らの脳ではすべて都合のいいように改ざんします。


意に反せば、怒りの制御不能。


自我防衛機制も復習のパターンになりやすい。


これは幼少期から慢性的にやってきていることですので、


論じるのは無駄です。


期待外れや裏切り等と文句を相手に言われようが、


その際には素直に非を認めて去ったほうが無難。


論じるより逃げるがヨシ。


自分に降伏させることが目的ですので、それを利用して離れる方が利口です。




妄想や猜疑心をぬぐうために、


自分の人生をすべて捧げるようなことで良いのかどうか、


考えることがとても大事です。


ちなみに「共依存症、恋愛依存症」と並んで、


「回避依存症」の男性によくいるタイプです。


独裁者的、ナルシスト的、搾取者的です。


ラブアディクションになる人には、


共通する潜在意識と、養育過程が背景に必ずあるのよね~










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